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2018年5月24日(木)

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  • ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)が、試合前の国家斉唱中に選手が起立を拒否したチームには罰金を課すと発表しました。しかし、NFLのチーム・オーナー32人が承認した新規則では、国家斉唱中、選手はロッカールームに残ることが許されています。過去2シーズンの間、数十人の選手が国家斉唱中に跪き、武器を持たない黒人男性に対して発砲した警察に抗議の意を示してきました。フィールド上でのこの抗議活動は2016年8月、クオーターバックのコリン・キャペニック選手が、人種差別と警察による暴力に抗議して国家斉唱中に起立を拒否したことで始まりました。トランプ大統領は今回の新規則を称賛し、NFLは「正しいことをしている」と発言しました。NFLの発表があった数時間後、ミルウォーキー警官がNBAのミルウォーキー・バックスの選手スターリング・ブラウンに対しテーザー銃を使用したビデオが公開され、スポーツ界に衝撃が走りました。アフリカ系米国人であるブラウン選手は、ウォルグリーンズ店舗の前の障害者用駐車スペース2面に車を停めた後、警官に声をかけられました。警官のボディカメラの映像から、駐車違反を指摘されたブラウン選手は、当初の警察の証言とは裏腹に「敵対心剥き出しな態度」ではなかったことが確認されています。ブラウン選手は声明を発表し「私に起こったことよりも更に酷いことが黒人コミュニティでは日常茶飯事に起こっています。声を上げても聞いてもらえず、注目も集まらない人々の代弁者たる責任を私は真剣に受け止めています」と語っています。ワシントンから、ネイション誌のスポーツ担当記者でポッドキャスト『エッジ・オブ・スポーツ』(Edge of Sports)の司会も務めるデイブ・ザイリン記者に話を聞きます。 ザイリン記者の新記事は"The Real Reason NFL Owners Want to Punish Players for Protesting During the Anthem"(国歌斉唱中に抗議活動をする選手を罰したいNFLオーナーの本当の理由)というタイトルです。

  • ハワイ島ではキラウエア火山の噴火が続き火山灰と溶岩が噴出しています。溶岩は日々プナ地熱発電所(PGV)に接近しています。PGVはハワイ島のエネルギー発電の25パーセントの電力を供給する発電所ですが、職員たちは発電所から制御のきかない有毒ガスが発生するのを防ぐために施設の閉鎖を急いでいます。同発電所が開設された1989年当時は、一部の住人が聖なる土地と呼ぶ地を使用したことで論争がおきました。ハワイ先住民の多くは、キラウエア山を火の女神ペレの宿る地と信じています。地熱発電所は持続可能エネルギーではあるものの、PGVは住民の健康を脅かし環境にも悪影響だと主張する人もいます。ホノルルから調査報道サイト『ホノルル・シヴィル・ビート』(Honolulu Civil Beat)のブリッタニー・ライト記者に話を聞きます。ライトの最新記事は"Workers Scramble to Seal Wells at Geothermal Plant Threatened by Lava"(「溶岩接近で脅かされる地熱発電所で 職員が地熱貯留槽封鎖を急ぐ」)というタイトルです。

  • #MeToo 運動は、世界各地で女性がセクシャルハラスメントや性的虐待、性的暴力の被害を公表するきっかけとなっています。本日はある女性が子ども時代に受けた性的虐待と向き合う注目の新作映画を紹介します。この作品は、自身が性的虐待を経験した女性監督ジェニファー・フォックスの作品です。米国ではHBOで5月26日に公開が予定されています。この作品The Tale(『ザ・テイル(話)』)は2018年、サンダンス映画祭で初公開されました。出演はローラ・ダーン、エレン・バースティン、ジェイソン・リッターとコモン。作品は絶賛され、ガーディアン紙は「見事な性的虐待のドラマ」であり「#MeToo映画の母」と評しています。『ザ・テイル』を監督したジェニファー・フォックスにニューヨークのスタジオで話を聞きます。

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