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2018年3月9日(金)

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  • トランプ大統領は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との直接会談の要請を受諾したとホワイトハウスは発表しました。韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長は8日夜ホワイトハウスで、先日行われた韓国と北朝鮮の首脳会談について政府職員に簡単な報告を行った後、取材陣に対し米朝首脳会談は2か月以内に実現するだろうと述べました。現職アメリカ大統領が北朝鮮指導者と会談したことは一度もなく、金正恩もまた他国の元首と会談したことはありません。ネイション誌と韓国調査報道センターの特派員であるティム・ショロックにソウルから話を聞きます。

  • ニューヨーク市のセントラルパークの2倍の広さを持つアローヘッド・ランドフィルのそばで暮らしてきたアラバマ州ユニオンタウンの住民は、有害な石炭灰(石炭を燃やした際に出る残留物)を、大量流出事故が起きたテネシー州キングストンから輸送することに反対しています。この事故は米国史上最大の石炭灰災害と考えられています。これまでの2年間で400万トン近い石炭灰が、テネシー州の白人が大多数の郡からユニオンタウンへと列車で運び込まれました。石炭灰はヒ素、水銀、ホウ素などの有害物質を含んでおり、神経系や生殖器系に影響を及ぼしたり、他の健康被害を引き起こす可能性があります。アメリカ合衆国環境保護庁(EPA)によると、漏水防止処理をしていない石炭灰貯蔵池から1マイル以内に住んでいる住民は、50人に1人がガンを発症する可能性があります。2013年には、ユニオンタウンの住民の中での公民権法第六編(タイトルVI)に基づき、抗議の申し立てをする者もいました。今週、EPAはこの申し立てを「証拠不十分」で棄却しました。「健康と正義とアラバマ州ユニオンタウンの住民のために闘うブラック・ベルト・シチズン」副代表のベン・イートンに話を聞きます。また、元EPA環境正義プログラム責任者のムスタファ・サンティアゴにも話を聞きます。

  • 6ヵ月前に ハリケーン「マリア」が島を直撃する前から、プエルトリコの住民の大半は既に米国の法律で定められた健康基準を満たさない水で生活していました。ハリケーン直撃後、状況は更に悪くなったと住民は言います。水質汚染の原因となる可能性があるものの一つが、AESと呼ばれる民間企業が所有する石炭火力発電所から出る石炭灰の山があります。住民は長年にわたり、廃棄物は彼らの健康や環境にとって有害な物だとして、有害な石炭灰を自分たちの土地に廃棄するのを止めるよう企業へ要求してきました。天然資源防衛評議会の弁護士でプエルトリコから帰国したばかりのメケラ・パンディサラツンに話を聞きます。彼女はワシントン・ポストに”FEMA says most of Puerto Rico has potable water. That can’t be true”(アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁はプエルトリコの大半には飲料水があるとしているが、それは事実ではない)と題した論説を寄稿しています。

  • 2月28日に世界中で国際女性デーが祝われる中、ニューヨーク・タイムズ紙は、これまで追悼記事が書かれなかった優れた女性の人生にスポットライトを当てる、新たなプロジェクトを始動しました。選ばれた女性たちは意外かもしれません。リンチに反対するジャーナリストの草分けイダ・B・ウェルズ、作家で詩人のシルビア・プラス、中国のジャンヌダルクとして知られる秋瑾(しゅうきん)、革新的な写真家のダイアン・アーバス、ブルックリン橋の技術者を手伝った女性エミリー・ウォーレン・ローブリング、『ジェーン・エア』の著者シャーロット・ブロンテ、医学的革命を導いた細胞を提供したヘンリエッタ・ラックス、世界初のコンピュータープログラマーとされているエイダ・ラブレスです。ニューヨーク・タイムズ紙はこのプロジェクトを「見過ごされた人々」と呼び、同紙の追悼記事の167年の歴史が男性ばかり──しかも白人の──に注目してきたことを埋め合わせる努力としています。「見過ごされた人々」のアイディアを思いついたニューヨーク・タイムズ紙追悼記事のデジタル版編集者エイミー・パドナニに詳しく話を聞きます。

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