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2017年12月27日(水)

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  • トランプ大統領は、12月初め第12連邦巡回区控訴裁判所の判事を承認し、歴代の大統領が就任一年目に行った控訴裁判所判事承認数の新記録を作りました。大統領就任一年目の早々にトランプは保守派のニール・ゴーサッチを最高裁判事に任命しました。しかし法律専門家たちは、トランプ大統領が米国人の生活に最大の影響を与えることになるのは、下級裁判所の判事任命によるだろうと論じています。投票権、避妊、ゲイの権利、移民などほとんどすべてに近い裁判で判決をくだすのは下級裁判所の判事だからです。そんな中、トランプがワシントン地方裁判所の終身判事として指名した候補が、法に関する基本的質問に答えることができず、法廷での裁判の経験が皆無であることを明らかにする映像が広範に拡散した後、候補審査を辞退しました。ニューヨーク南部地区地方裁判所の判事を22年間務めたシーラ・シェンドリンと話します。

  • 物議の的になっている警察のストップ&フリスク(路上で呼び止めてのボディチェック)政策を憲法違反とした裁判について、ニューヨーク南部地区地方裁判所の元判事シーラ・シェンドリンと話します。ドナルド・トランプは大統領選で、ストップ&フリスクの全米化を訴えました。「誤った政策です」とシェンドリン判事は話します。「法執行上、効果をあげませんでした。犯罪抑制になっていなかったのは明らかです。地域社会を警察から疎外するだけでした」。

  • ニューヨーク市の歴史上もっとも進歩的だった市議会、そしてその政治課題の推進を助けた女性、市政府で2番目に大きな権力をもつメリッサ・マーク=ビベリト市議会議長に注目します。マーク・ビベリトが初めてニューヨーク市議会議員に当選したのは2005年、2014年には議長に指名されました。彼女の議長在任中、議会は生活賃金要求や病休の有給化を拡大し、市の保釈金基金や非正規移民でも取得できる市のIDカードを創設しました。移民取り締まり当局や市警・刑務所への協力は限定し、本国送還に直面している拘留中の移民のための無料の法律アドバイスに資金を提供しました。在任中、ビル・デ・ブラシオ市長を説得して、悪名高いライカーズ・アイランド刑務所を閉鎖しました。今年末、有限の任期満了のため退任するメリッサ・マーク=ビベリトNY市議会議長と話します。

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