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2017年12月13日(水)

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  • アラバマ州上院補選は驚くべき番狂わせとなり、民主党のダグ・ジョーンズが共和党のロイ・ムーア候補に接戦の末、勝利しました。この選挙は、同州の上院議員だったジェフ・セッションズが司法長官に就任し上院に空席が生じたことを受けて行われました。投票区のすべてが開票を終えた段階で、ジョーンズはムーアを2万1000票上回り、1.5%の票差でした。ジョーンズの当選により、上院の議席は共和党51対民主党49と僅差になり、トランプ大統領の政策遂行を難しくし、来年の中間選挙で民主党を勢いづける可能性があります。 ロイ・ムーアは今のところ敗北を認めず、12日夜、票の再集計を求めました。マザー・ジョーンズ誌の政治記者、ペマ・レビに話しを聞きます。レビは大接戦となった今回の選挙戦で投票率と投票者抑圧を報道しました。

  • 米連邦通信委員会(FCC)は、2015年にオバマ政権下で通過した画期的なネット中立性保護を撤廃するか否か、14日に投票する予定です。ネットの中立性は、インターネットのサービスプロバイダがウェブコンテンツを平等に扱い、金銭と引き換えに、一部のコンテンツを他のコンテンツよりも優先したり、ブロックしたりしない原則です。この規制が撤廃されれば、インターネットサービスプロバイダーが通信の速度を落としたり、大幅に価格をつり上げることが可能になります。FCCには記録破りの数の2200万件ものコメントが寄せられましたが、批評家たちは委員会がそれをしっかり検討していないと指摘しています。全国的なメディア改革組織であるフリープレスの政府及び対外関係担当上席顧問、ジョセフ・トレスは「論じられているのは、メディアの将来です。誰がアクセスでき、誰がコントロールするのか、誰の声が尊重され、誰の物語がとるに足らないとされるのか」と語ります。

  • ペンシルバニア州フィラデルフィア市で、親、教師、活動家が地元の公立校を自分たちの手で立て直すキャンペーンを行い、成功させました。同市では、2001年に当時のペンシルバニア州知事マーク・シュワイカーが財政的破綻を宣言し、フィラデルフィアの何十もの公立校が廃校となり、チャーター・スクール(民間団体が運営する学校。税補助を受けるが従来の公的教育規制を受けない)が急増しました。この動きに対していくつものコミュニティグループが連携し合同の運動体を結成し、ペンシルバニア州知事トム・ウルフとフィラデルフィア市長ジム・ケニーに、学校区の管理を地元の有権者の手に戻すよう求めてきました。11月、ケニー市長は住民団体の要求に耳を傾け、市が設けていた学校改革委員会の解散を求めました。時を同じくしてフィラデルフィア市では、公民権弁護士であり、学校と司法刑事制度が直結する「学校‐刑務所パイプライン」を終結させる運動も手掛けたラリー・クラスナーが地区検事長に選出されました。長年にわたるコミュニティ活動家で現在はフィラデルフィアの市議会議員であるヘレン・ギムと、そして「私たちの町、私たちの学校」(Our City, Our School)連合ならびに「親たちの連合」(Parents United)のメンバーであるケンドラ・ブルックスと話します。ケンドラにはフィラデルフィア地区の学校に通う2人の子どもがいます。

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