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2017年12月11日(月)

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  • ジェフ・セッションズの司法長官就任に伴うアラバマ州上院議員補欠選挙は、民主党のダグ・ジョーンズ候補と共和党のロイ・ムーア候補の間で接戦となっており、論議が高まっています。選挙は12日火曜日に行われます。アラバマ州の上院議員選挙では20年間、民主党の敗北が続いています。ムーア候補は少なくとも9人の女性から十代の時の性的な嫌がらせや攻撃を告発されていますが、世論調査での両候補の支持率は拮抗しています。ドナルド・トランプ大統領はロイ・ムーアへの支持を繰り返し表明しており、8日にフロリダ州ペンサコラで集会を開いた際にも同様の発言を行いました。この場所はアラバマ州との境界から20マイルしか離れておらず、アラバマ州モービルと同じメディア市場に位置しています。ロイ・ムーアのアラバマ州における政治的キャリアは長く、人種差別や同性愛嫌悪、イスラム嫌悪、宗教的狂信という面で際立っています。ダグ・ジョーンズの陣営は先週末、アフリカ系米国人の有権者を特にターゲットとした大規模な投票推進活動を繰り広げました。ニュージャージー州選出上院議員のコリー・ブッカーやアラバマ州選出下院議員のテリー・スウェル、元マサチューセッツ州知事の民主党ディーバル・パトリックら、多くの著名なアフリカ系米国人の政治家が週末にかけてジョーンズの応援を展開しました。「アメリカらしいやり方を求める市民(People for the American Way)」の上級研究者、ピーター・モンゴメリーに話を聞きます。モンゴメリーは最近、“There's More Than One Roy Moore Scandal”(「ロイ・ムーア事件は一つにはとどまらない」)と題した記事を発表しています。

  • ミシシッピ州では9日、多くの黒人コミュニティのリーダーらが、ドナルド・トランプ大統領の出席に抗議して、2つの新しい公民権博物館の開館式をボイコットしました。ボイコットした人には、アフリカ系米国人の民主党ジョージア州選出下院議員のジョン・ルイス、ミシシッピ州選出下院議員のベニー・トンプソンらが含まれます。彼らは共同声明を出し、「女性や障害者、移民、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の選手らに対するトランプ大統領の中傷コメントは、ファニー・ルー・ヘイマー、アーロン・ヘンリー、メドガー・エバーズ、ロバート・クラーク、ジェームズ・チェイニー、アンドリュー・グッドマン、マイケル・シュワーナーなど、ミシシッピをより良い場所にしようとした無数の人々の努力を無にするものだ」と述べました。全米黒人地位向上協会(NAACP)のデリック・ジョンソン代表とジャクソン市長のチョクウェ・アンタル・ルムンバに話を聞きます。二人はいずれも、トランプの出席に抗議して9日の活動の一部をボイコットしました。ジョンソンはトランプの出席を「公民権運動の先輩らへの侮辱だ」と批判しています。

  • アラバマ州では、12日におこなわれるジェフ・セッションズの司法長官就任に伴う上院補欠選挙がますます接戦の様子を示すなか、辞退を拒むロイ・ムーア共和党候補に対する批判が高まっています。ムーアは同州最高裁長官を2度にわたって解任されています。2003年、アラバマ州司法ビルの円形ホールに設置したモーゼの十戒の記念碑を撤去するのを拒否したために解任されました。再選後の2016年にも、連邦最高裁判所の同性婚の法制化の判決に逆らうよう州判事に命じたことで解任されました。トランプが支持する、オバマ大統領の出生をめぐる人種差別的で信憑性に乏しい「国籍陰謀論」の支持者でもあります。同性愛を獣姦に例えたこともあります。さらに、ミネソタ州選出のキース・エリソン下院議員はイスラム経典を使った議会宣誓を許されるべきではなかったと主張し、クルアーンを『わが闘争』に例えました。2011年には、第10条以降の憲法修正条項をすべて撤廃することを提案、そこには奴隷制度の禁止や、女性やアフリカ系米国人に投票権を与える修正条項などが含まれます。全米黒人地位向上協会(NAACP)の代表でCEOのデリック・ジョンソンと、ミシシッピ州ジャクソン市長でベテラン活動家のチョクウェ・アンタル・ルムンバに話を聞きます。

  • カリフォルニア州では先週末、干ばつによって山火事が加速し、南部沿岸部の都市の方向に炎が燃え盛りました。火事は23万エーカーの土地を焼き尽くし、約20万人が避難を余儀なくされています。少なくとも一人の女性がこれまでに死亡しました。山火事はすでに、カリフォルニア州の観測史上5番目の規模に達しています。気候専門家は冬火事の激しさについて、気候変動との関連を指摘しています。当局は、煙と発癌性のある灰が有害な大気を発生させているとして屋内退避を勧告しています。しかし多くの農場では作業を続けており、農場労働者が適切な装備を付けずに危険な状況で労働しているのではないかとの懸念が高まっています。防護マスクを無料配布しているボランティアたちは、収穫作業者が安全な装備を求めているにもかかわらず、先週いくつかの農場から追い出されたと語っています。「持続可能な経済のためのセントラルコースト統一連盟」(Central Coast Alliance United for a Sustainable Economy)の政策・広報代表ルーカス・ズッカーに聞きます。ズッカー自身、山火事のため先週避難しました。危険な大気の中で作業を続けなければならない農業労働者に防護マスクを配布する活動を助けています。民主党のカリフォルニア州議会下院議員で、サンタ・バーバラ郡とベンチュラ郡を代表するモニーク・リモンにも話を聞きます。

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