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2017年6月29日(木)

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  • 米共和党が「オバマケア」として知られる患者保護並びに医療費負担適正化法を覆すための法案を復活させようとする中、医療保険から教育、住宅政策に至るまで、米国連邦政府の役割改革を目指す米国の極右勢力について見ていきます。本日は、デューク大学の歴史学者で新著Democracy in Chains: The Deep History of the Radical Right’s Stealth Plan for America(『鎖に縛られる民主主義――極右翼の密かな米国改革計画の奥深い歴史』)の著者ナンシー・マクレーン教授に話を聞きます。マクレーンは、本著で労働組合の衰退、投票者抑圧、学校の民営化を推し進める右派勢力の運動に、ノーベル賞受賞のリバタリアン経済学者ジェームズ・ブキャナンが果たした役割について明らかにしています。

  • 歴史学者ナンシー・マクレーンは、極右勢力が目指す政策の多くは州レベルで推し進められていると言います。共和党はすでに知事と州議会の上院と下院の3つの勢力をコントロールする「三種のコントロール」を25州で達成していますが、民主党はたったの6州で達成しているだけです。「彼らが目指している最終的な『ビックバン』は米国憲法改正なのです」とマクレーン教授は語ります。「彼らは憲法改正会議の開催を目指しているのです。28州の賛成はでに取り付け、会議実現にはあと6州が必要なだけです」

  • ドナルド・トランプ大統領は今週、オバマ政権で成立した飲料水安全基準を環境保護庁(EPA)が緩和すると発表しました。環境保護活動家によれば、この安全基準は米国の住民の3人に1人の飲料水の安全を保護しているということです。調査報道サイト『ジ・インターセプト』の報道によれば、トランプがEPAの水質安全監督に指名した人物は、ダコタ・アクセス・パイプライン(DAPL)建設や海洋掘削を推進する化石燃料擁護グループのために働く元ロビイストだということです。『ジ・インターセプト』の調査報道ジャーナリストで政治とカネの関わりを取材するリー・ファン記者に話を聞きます。

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