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2017年6月27日(火)

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  • 上院共和党の医療保険法案が通れば、今後10年の間に米国で2200万人が医療保険を失うと見られています。これは、6月26日に発表された議会予算局の試算によるものです。この報告を受けて、メイン州選出共和党上院議員のスーザン・コリンズとケンタッキー州選出のランド・ポールは同じくネバダ州選出共和党上院議員のディーン・ヘラーと共に、6月最終週に行われる予定の、共和党が提案している医療保険法案を議題にあげることにすら反対票を投じると公約しました。共和党の指導層は、7月4日の休会に先立ち、早ければ6月27日中にも採決をおこなおうと強引にことを進めてきました。米国医師会は6月26日、上院の指導層に対し「医術はPrimum non nocere(まず第一に害をなさない)という教えの下で長い間行われてきた。今回の法案はこの規範を多くの点で侵害するものである」という書簡を記し、上院の法案に反対することを表明しました。ニューヨーク市立大学ハンター校の教授で、プライマリーケア専門医であるステフィー・ウルハンドラー博士に、さらに詳しく話を聞きます。彼女はハーバード大学メディカルスクールの講師で、「国民健康保険に賛成する医師たち」(Physicians for a National Health Program)の共同設立者です。

  • 米連邦最高裁判所は、イスラム教徒が多数派を占める6ヵ国からの旅行者の入国を一時的に禁止するドナルド・トランプの大統領令を、その合憲性を最高裁が審理するまでの間、部分的に施行することを認めると発表しました。トランプの大統領令は、リビア、イラン、ソマリア、スーダン、シリア、イエメンからの旅行者の90日間の入国禁止と、すべての難民の120日間の入国禁止を求めていました。最高裁は10月に、この訴訟の口頭弁論を行う予定です。3人の判事、クラレンス・トーマス、サミュエル・アリート、ニール・ゴーサッチは、トランプの入国禁止令の完全施行を支持する別の判決を出しました。「憲法上の権利センター」(Center For Constitutional Rights)代表のビンセント・ウォーレンと、「スレート・ドットコム」(Slate.com)編集主任のダリア・リスウィックに、さらに詳しく話を聞きます。彼女は同サイトの法律関係の上級特派員で、最高裁の法廷記者でもあります。

  • 米連邦最高裁判所は6月26日、ミズーリ州の教会付属学校の運動場に対する税金からの助成金付与を否定することはできないとの判決を下しました。ソニア・ソトマイヨール判事は、法廷で出された口頭による反対意見の中で「この訴訟は、宗教法人と民間政府の関係、つまり教会と州の関係に他なりません。今日最高裁が、憲法は政府が公的資金を教会に直接提供することを義務付けているという見解をはじめて示すことは、今後のこの両者の関係を根本的に変えてしまうでしょう」と述べました。「スレート・ドットコム」(Slate.com)編集主任のダリア・リスウィックに、さらに詳しく話を聞きます。彼女は同サイトの法律関係の通信主任で、最高裁の法廷記者でもあります。彼女の最新記事は、Did the court just seriously wound the separation of church and state?(『最高裁は教会と州の分離を著しく傷付けたのか?』)です。

  • 米連邦最高裁判所は6月19日、9.11攻撃後におきた、イスラム教徒、アラブ系、南アジアの男性に対する人種に基づく類型付けと虐待において果たした役割をめぐって、ブッシュ政権の高官を起訴することができるという連邦控訴裁判所の判決を覆しました。「憲法上の権利センター」(Center For Constitutional Rights)代表のビンセント・ウォーレンに、さらに詳しく話を聞きます。

  • 米連邦最高裁判所の法廷記者ダリア・リスウィックが、最高裁の新体制と、アンソニー・ケネディー判事が辞任するという噂を検証します。ニール・ゴーサッチが4月、故アントニン・スカリアの後任として最高裁に入りました。これまでのところ、ゴーサッチはクラレンス・トーマスと足並みを揃えています。リスウィックによると、ゴーサッチはスカリアより「さらに右寄り」であることを証明しています。

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