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2017年6月7日(水)

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  • 中国は、イヴァンカ・トランプ・ブランドの靴製造工場で労働状況を調査中に逮捕された活動家3人の釈放を拒否しています。3人は、ニューヨークに拠点を置く非営利団体「チャイナ・レイバー・ウォッチ」(China Labor Watch)の仕事をしていました。逮捕は、イヴァンカ・トランプが中国で3件の新規登録商標の独占使用権を保証されてからわずか数週間後に起きました。中国はこの調査員たちが、工場の稼動を妨害したと批判しています。「チャイナ・レイバー・ウォッチ」はこの容疑を否定し、同団体の調査員が拘束されたのは、団体設立後20年近くで初めてだと指摘しています。アムネスティ・インターナショナルも、3人の釈放要求に加わっています。「チャイナ・レイバー・ウォッチ」で昨年までプログラムコーディネーターを務めたケビン・スレートンがワシントンDCから番組に加わり、この事件がもつ意味を論じます。

  • イランの首都テヘランで7日朝に起こった2件の襲撃事件で、12人が死亡し、数十人が負傷しました。国会議事堂とイラン・イスラム共和国の創建者ホメイニ師の廟をターゲットとした襲撃は、ここ数十年間にテヘランで起きた最悪の襲撃となりました。襲撃者は発砲し、多数の人質を取りましたが、治安部隊の手で4人全員が殺害されました。ISISが犯行声明を出しています。「全米イラン系米国人評議会」(National Iranian American Council)の創設者で代表のトリタ・パルシに話を聞きます。

  • 薬物の過剰摂取が、50歳以下のアメリカ人の死因トップとなっています。この死亡者数を大局的に見てみると、現在のオピオイドによる死亡数は、1972年の自動車事故での死亡者数のピーク、1995年のエイズによる死亡者数のピーク、1993年の銃による死亡者数のピークのいずれをも上回っています。また南ベトナムでの20年にわたる激しい戦闘による米軍の死者数も、ここ10年間のオピオイド過剰摂取による死者数の3分の1にすぎません。そんな中、全米各地の郡と州は、公衆の健康危機を引き起こした責任を追及すべく、製薬会社に対する訴訟を起こしています。ブランダイス大学の社会政策・管理学ヘラースクールでオピオイド政策研究の共同責任者を務めるアンドリュー・コロドニー医師は、「米国は現在、史上最悪の薬物中毒の蔓延のただ中におかれています」と語ります。コロドニーは、「責任あるオピオイド処方を求める医師の会」(Physicians for Responsible Opioid Prescribing)の共同創設者兼代表でもあります。

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