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2017年4月20日(木)

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  • 10人近くの女性からセクシハラで訴えられた、FOXニュースのベテランのスター・アンカー、ビル・オライリーが降板しました。今回の件に先だって2016年夏、やはり長年FOXニュースのCEOとして権力を握ってきたロジャー・エイルズが、20人以上の女性からセクハラで訴えられたことで辞任に追い込まれています。オライリーおよびFOXニュースが、オライリーのセクハラと不適切な性的行為に対して訴訟を起こした女性5人に対し、和解のため1300万ドルを支払っていたことが明らかになり、50社以上の広告主が彼の番組「ジ・オライリー・ファクター」をボイコットしました。公民権弁護士リサ・ブルームに話を聞きます。ブルームは、ビル・オライリーにセクハラを受けた女性3人の代理人となっています。

  • イヴァンカ・トランプと夫ジャレッド・クシュナーは、トランプ政権に公的に関与することで個人的に利益を得ているのでしょうか? AP通信によれば、父トランプ大統領が彼が所有するフロリダ州のプライベート・リゾート「マール・ア・ラーゴ」で、中国の習近平主席と会食したその日の内に、イヴァンカ・トランプの会社は中国で3件の独占商標権を新たに獲得しました。この商標権獲得により彼女の会社は、中国におけるイヴァンカ・ブランドのジュエリー、バッグ、スパ・サービスの独占販売権を持ったことになります。ニューヨークタイムス紙によれば、日本でも2月、同ブランドの靴、ハンドバッグ、洋服の新たな商標が承認されており、イヴァンカは少なくとも他10カ国で商標を申請中です。イヴァンカは時価5000万ドルの同社の経営からは退いていますが、未だ所有権は譲っていません。イヴァンカは、トランプ政権で大統領アドバイザーとなっており、彼女の夫でトランプの義理の息子ジャレッド・クシュナーも同政権に公的地位を保持しています。ビッキー・ワードに話を聞きます。彼女はニューヨークタイムズ紙ベストセラーの著書を持つ調査報道ジャーナリストで、エスクワイア誌およびハフィントンポスト発行の「ハイライン」誌にも寄稿しています。

  • イラク、シリア、リビアでの空爆による民間人犠牲者数をモニタリングする組織「エアウォーズ」(Airwars)によれば、3月の連合軍による空爆で少なくとも1782人の一般市民が犠牲となりました。民間人の死者数は合計で3500人近くになっている可能性があります。イラクの都市モスル奪回を巡る争いは既に7か月に及んでいます。国連は、同市が今回の紛争でも最悪となるであろう人道的危機に瀕していると警告しています。自称イスラム国(IS)の支配下にある同市の一部では、40万人以上が未だ身動きが取れずに取り残されています。一方、シリアの状況について「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は、米国は3月に同国のモスクを空爆し、少なくとも38人が犠牲になったと結論づけました。米国防総省は、3月16日に行われたドローンによる空爆はアル・カイダの会合を標的にしたものだったと主張していますが、犠牲になったのは祈祷のために集まった一般市民だったと「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は結論づけています。「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」の調査によれば、アル・カイダその他の武装組織がそのモスクで会合を行った証拠は見つからなかったということです。ジャーナリストで「ネイション・インスティテュート」(Nation Institute)のフェローでもあるアナンド・ゴパル記者に話を聞きます。ゴパル記者は同地域からその情勢について多くの記事を執筆し、先日、帰国したばかりです。

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