« 前  

2017年3月6日(月)

  次 »
  • 国土安全保障省(DHS)が検討している新計画は、難民を含めた入国を試みる無資格の移民家族に対する連邦政府機関の取り扱いに劇的な変化をもたらすものとなっています。ロイター通信によれば、DHSが検討している計画は、家族で国境を越えようとして逮捕された場合、母親を子どもたちから引き離すものとなっています。母親は勾留されますが、子どもたちは当初、米国保健福祉省の保護施設に送られます。テキサス州選出の連邦下院議員ヘンリー・クエイアーは、この計画を批判して、「最も重要なことは、母と子を引き離すのは間違っているということ。そうしたやり方は、国境警備の問題から逸脱して人権侵害の領域に入り込む」と言っています。「全米移民法センター」(National Immigration Law Center)常任理事マリエレナ・インカピエと話します。

  • トランプ大統領は新しい大統領令を出し、ムスリムが多数を占める6つの国の出身者に加えて、すべての難民の入国を一時的に禁止するとみられています。ニューヨーク・タイムズ紙によれば、新たな入国禁止の対象者は、シリア、スーダン、イラン、ソマリア、リビア、イエメンの出身者となる予定であり、イラクは含まれていません。イラク人はトランプ大統領の最初のムスリム入国禁止令に含まれていましたが、全米規模の抗議運動の中、この大統領令は2月に裁判所により無効とされました。新たな大統領令は以前のものと異なり、グリーンカード(米国永住権)を持っている場合や、すでに入国ビザを発給されている場合は、こうした国々の人であっても適用されないと見られています。

  • 2月28日(火)の朝、ロムロ・アベリカ=ゴンザレスと彼の妻は、13歳の娘ファティマを車で学校に送り届けていました。ロサンゼルスの北東のハイランド・パークにある学校です。彼らはちょうど妹を先に車から降ろしたところでした。2台の何の表記もない黒い車が家族に近づきました。ファティマは、父が逮捕された時の様子を携帯電話で撮影していました。映像の中で聞こえるすすり泣きが、父が移民税関捜査局(ICE)に逮捕・拘束された時のファティマのものです。ロムロ・アベリカ=ゴンザレスはアメリカに20年以上居住しており、4人の子どもの父親です。移民税関捜査局はこの逮捕の正当性を主張する声明文で、アベリカ=ゴンザレスは2009年に飲酒運転の履歴があり、2014年に出された国外退去命令が現在も有効であるとしています。ロムロ・アベリカ=ゴンザレスの上の娘ジョスリン・アベリカと話します。またアベリカ=ゴンザレス一家を支援するエミ・マクリーン弁護士と話します。彼女は、「全米日雇労働者組織化ネットワーク」(National Day Laborer Organizing Network)の移民問題弁護士です。

  • 2016年の米国大統領選挙においてロシアがいかなる役割を果たしたのかは依然、謎に包まれていますが、3月4日(土)の早朝に思わぬ展開がありました。トランプ大統領がツイートしたのです。「これは酷い! オバマがトランプ・タワーで私を盗聴していたことを今発見。大統領選挙の勝利直前の時期だ。もちろん何も出てこない。マッカーシズムの再来だ」。トランプ大統領は何の証拠も示していませんが、24時間のうちに、連邦議会議員たちにオバマ大統領の徹底捜査を求めました。ニューヨーク・タイムズ紙によれば、FBI長官ジェイムズ・B..コーミーは司法省に対して、オバマ大統領がトランプの電話の盗聴を命じたとするトランプ大統領の主張を公けに否定するよう求めました。ニューヨーク・タイムズ紙はコーミー長官の要請を、「現職の大統領に対する驚くべき非難」だとしています。この問題について討論会を行います。スコット・ホートン弁護士はコロンビア大学法科大学院講師であり、ハーパーズ誌の寄稿編集者です。もう一方はロバート・パリー記者です。彼は調査報道で知られるベテラン記者であり、オンライン誌『コンソーシアム・ニュース』(Consortiumnews.com)の編集者です。

Syndicate content