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2017年11月9日(木)

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  • アジア5カ国を歴訪中のトランプ大統領の北京での習近平主席との会談についてお伝えします。トランプはこの会談で、中国が北朝鮮との関係を断つことを求め、また一度は米国を「レイプしている」と非難した中国との貿易赤字の解決策を提案しました。人権活動家はトランプ大統領にこの訪問中に気候変動や中国の反体制派への弾圧や政治犯の釈放について話し合うよう求めてきました。本日はAFP通信の中国特派員ジョアナ・チュウとニューヨーク市立大学パウエル・スクールの政治学教授であり、コロンビア大学のサルツマン戦争と平和研究所(Saltzman Institute of War and Peace Studies)の上席研究員であるラジャン・メノンに話を聞きます。

  • 国連の担当官によれは、サウジアラビア主導の連合軍が援助物資の輸送封鎖を解除しなければ、イエメンはここ数十年で世界最大の飢饉に直面することになるということです。連合軍は6日、シーア派の反政府組織フーシがサウジアラビアの首都リヤドに向けてミサイルを発射しそれがリヤド近郊で撃ち落とされた後、イエメンへの陸海空の輸送ルート全てを封鎖しました。サウジアラビアは、イランによるイエメン反乱軍への武器輸送を阻止するために、この封鎖が必要であると主張しています。国連によれば、サウジアラビアによる陸海空全面封鎖の決定について、救済機関は事前に全く通告を受けなかったということです。一方医療専門家は、イエメンで既に90万人以上の人々が発病しているコレラの蔓延が更に悪化すると警告しています。イエメンのフリー・ジャーナリストであり、『サナのレビュー』(Sana's Review)の創設者で編集長でもあるアフラー・ナサールに話を聞きます。彼女は殺害脅迫を受けてイエメンから亡命中ですが、イエメンでの人権侵害、女性の権利問題、報道の自由について報道を続けています。現在、ジャーナリスト保護委員会(Committee to Protect journalists)から「国際報道の自由賞」(International Free Press Award)を受けるため米国に滞在しています。

  • サウジアラビア当局は、10人の王子、4人の現職大臣、何十人もの大臣経験者を含む影響力ある公職人たちを一斉に逮捕しました。これは、サルマン国王による大粛清であり、彼の息子である皇太子モハマド・ビン・サルマンの王位継承のために権力を集中する目的で行われました。ムハンマド皇太子はサウジのイエメンにおける戦争の立案者です。逮捕者の中には、推定資産170億ドル以上と言われる世界有数の大富豪であるアル=ワリード・ビン・タラール王子も含まれています。タラール王子は、アップル、ツイッター、シティグループ、ルパート・マードックのメディア帝国ニューズ・コープなど、米国の多くの有名企業に投資しています。この大量逮捕は、詳細不明の「汚職」容疑に基づくもので、ムハンマド皇太子が、新しい反汚職委員会を招集した数時間後に実施されました。この委員会は容疑者の拘束、逮捕、家宅捜査、資産の差し押さえを実施できる広範な権力を持っています。一方、ホワイトハウスの発表によれば、トランプ大統領はサルマン国王に電話をかけ、何十億ドルもの米国製武器の購入に感謝し、サウジ王国の「近代化計画」を称えたということです。ラトガース大学の歴史学准教授であり同大学中東研究センター所長トビー・ジョーンズ、イエメンのジャーナリストであり『サナアのレビュー』の創設者で編集長でもあるアフラー・ナサールに話を聞きます。

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