« 前  

2017年3月17日(金)

  次 »
  • トランプ大統領が2018年度予算案を発表しました。この予算案では軍事費が異例の540億ドルの増加、一方で環境、住宅、外交、教育プログラムの予算は削減、そして19の政府機関の完全廃止も提案されています。また、国務省や米国際開発庁(USAID)の予算も28%削減、国際連合への負担金も数十億ドル削減されています。トランプの予算案は、貧しい人たちの冬の光熱費の支払いを援助する低所得層の住宅光熱費援助プログラムや全米で無料の法律相談を支援する法律扶助機構、高齢者、貧しい人、退役軍人、障がい者などに食べ物を宅配するミールズ・オン・ホイールズ活動に資金を提供しているコミュニティ開発包括補助金(CDBG)などの貧困層を助ける数々のプログラムが存続の危機にあるにもかかわらず、行政管理予算局責任者は、アメリカファーストの予算案であるとしています。この予算削減について問い合わせた際、行政管理予算局長ミック・マルバニーは「できるだけ温情のある削減である」と話しています。

  • 長年にわたる消費者運動活動家で元大統領候補のラルフ・ネイダーにドナルド・トランプ大統領の2018年予算案について話を聞きます。この予算案では、軍事費が異例の540億ドル増加、一方で環境、住宅、外交、教育プログラムへの予算の削減を提案しています。「仮面を剥ぎ、牙をむきだした。1854年から続く党史の中で最も悪質で無知な状態の共和党と協力している」とネイダーは話します。

  • ドナルド・トランプ大統領のテロ対策担当主席顧問セバスチャン・ゴーカはハンガリーの極右親ナチ組織のメンバーか?この疑惑をユダヤ系アメリカ人の主要新聞『フォワード』で初めて報道したラリー・コーラー=エッスズ記者に話を聞きます。記事によれば、ハンガリーのエリート騎士団「ビテジ・レンド」(Vitézi Rend)のメンバーが、ゴーカが終生の忠誠を誓っていることを認めています。ビテジ・レンドはハンガリーの極右団体で、第二次世界大戦中にドイツのナチ政権の指揮下にあった団体として米国務省が認定しています。ゴーカとこの団体のつながりについての疑惑が初めて持ち上がったのは、1月20日に行われた大統領就任式のパーティーでゴーカがビテジ・レンド勲章を襟につけていた写真が、ウェブサイト「ロベログ」(LobeLog)に掲載されてからです。ゴーカはこの団体との関係についての報道を否定していますが、もしこの事を移民申請時に明記していなかったことが発覚すれば、移民国籍法によりアメリカへの入国を許可されない可能性があります。折りしも、週末にかけて全米各地のユダヤ人コミュニティセンターやシナゴーグへの相次ぐ爆弾予告が報道された最中の暴露でした。

Syndicate content