« 前  

2017年3月16日(木)

  次 »
  • 3月15日、トランプ政権の新たな入国禁止令が施行される数時間前に、ハワイ州の連邦裁判所判事がこの大統領令第二弾を全米で一時的に差し止める判決を出しました。本大統領令は、ムスリム人口が過半数を超える6カ国について、これらの諸国からの難民及び市民の米国への入国を一時的に禁止するものです。16日朝には、メリーランド州の連邦判事もこの入国禁止令の一部を差し止め、トランプによる大統領令への2回目の法的打撃となりました。米国自由権協会(ACLU)の弁護士で、トランプの移民に関する最初の大統領令に対し、最初に異議を申したてたリー・ゲラーント弁護士に話を聞きます。この訴訟は全米での大統領令差し止めという結果となりました。

  • シカゴでは3月13日、連邦警察が、連邦移民局事務所で座りこみ抗議を行った民主党下院議員ルイス・グティエレス議員と活動家や弁護士に手錠をかけました。グティエレス議員によれば、移民税関捜査局(ICE)の地方局長がトランプ政権の移民一掃作戦および大量国外退去処分計画に関する質問への答えを拒否したため、抗議グループはその場を去ることを拒否したということです。イリノイ選出の民主党下院議員で、下院のヒスパニック議員団移民特別委員会の共同議長であるルイス・グティエレス議員に話を聞きます。

  • アイオワ州選出の共和党下院議員スティーブ・キングが、12日にオランダの極右議員ヘルト・ウィルダースへの支持を表明したツイートが人種差別的だったとして批判が集まりました。ウィルダーズの政党は3月15日のオランダの下院選挙で過半数のオランダ有権者から拒否されました。このツイートでキング議員は、反移民グループ「ヨーロッパの声」(Voice of Europe )の風刺画をリツイートしましたが、その風刺画には、有害なイスラムの波を阻止する「西洋文明」と書かれた堤防に開いた穴を指で塞ぐウィルダース議員が描かれ、その背後に刀を手にしたり、自爆ベストをまとったムスリム男性が描かれています。リツイートの際、キング議員は「ウィルダースは、文化と人口動勢にわれわれの運命がかかっていることを理解している。われわれの文明は、他人の赤ん坊で取り戻すことはできないのだ」とコメントしていました。イリノイ州選出の民主党派議員ルイス・グティエレス下院議員に話を聞きます。

  • 国境警備員が米国籍保有者を含む旅行者の携帯を没収しパスワードを要求する事例が増加しています。このような捜査はオバマ政権下で急激に増え、2016年には2万5000件となりましたが、この数は今年更に急増するとみられています。NBCニュースによれば、今年2月だけでも500点以上のデバイスが捜査の対象となりましたが、この数は2015年全体を通した数を上回るものでした。ACLU(米国自由人権協会)の「言論、プライバシーおよびテクノロジー・プロジェクト」(Speech, Privacy, and Technology Project)の専従弁護士エーシャ・バンダリに話を聞きます。バンダリ弁護士は先日、Can Border Agents Search Your Electronic Devices? It’s Complicated(「国境警備員はあなたの電子デバイスを捜査できるのか? 答えは複雑」)と題された記事を執筆しました。

  • 国連組織が初めて、イスラエルはパレスチナ人に対し「アパルトヘイト制度」を強要していると非難しました。同報告書は各国政府に「ボイコット、投資撤収、制裁措置(BDS)活動を支持し、そのような運動を求める声に賛成するよう」求めています。この報告書は、アラブ18カ国からなる国連西アジア経済社会委員会(ESCWA)が作成したものです。報告書の共同執筆者リチャード・フォークに話を聞きます。フォークはプリンストン大学国際法名誉教授で、パレスチナ人権に関する元国連特別報告官でした。

Syndicate content