« 前  

2016年12月12日(月)

  次 »
  • 先週末、ドナルド・トランプ次期大統領が国務長官にエクソンモービル最高経営責任者(CEO)のレックス・ティラーソンを指名する見込みとの情報がニュースによって広まり始めました。ティラーソンは2006年以降、エクソンのCEOと会長を務めています。環境保護団体はこの指名の可能性をこぞって批判しています。エクソンは、気候変動に関する研究情報の隠匿に関与したとして複数の訴訟に直面しています。ティラーソンはロシアのウラジーミル・プーチン大統領との緊密な関係でも知られています。ウォール・ストリート・ジャーナル紙はティラーソンについて、「ボリス・エリツィン政権時代に、エクソンのロシアにおける権益を担当し、プーチンとはその頃からの知り合い」と伝えています。プーチンは2013年、ロシアの「友好勲章」をティラーソンに授与しています。「フレンズ・オブ・ジ・アース」(FoE)USA代表のエリック・ピカ、「国際環境法センター」(CIEL)代表のキャロル・ミュフェット、環境保護団体「350.org」共同創設者のビル・マッキベンに詳しく聞きます。

  • ドナルド・トランプによって国務長官に指名されるとみられるエクソンモービル最高経営責任者(CEO)レックス・ティラーソンについて議論を続けます。ジョン・マケイン上院議員は11日放送のCBSの番組「フェイス・ザ・ネイション」に出演し、ティラーソンは公平な聴聞会の機会を与えられるべきだと述べる一方で、プーチン大統領とのつながりについて懸念を繰り返しました。ウラジーミル・プーチンがレックス・ティラーソンと取り交わした巨大取引の一つに、ロシアの国営石油会社ロスネフチがエクソンと結んだ総額5000億ドルの石油探査での提携が挙げられます。オバマ政権はロシアのウクライナ介入に対する制裁の一環として、この取引を停止しています。ニュースサイト『シンク・プログレス』(ThinkProgress)内のブログ『クライメット・プログレス』でコラムを書いたジョー・ロムに聞きます。ロムは同ブログの創設編集者です。"Trump, Putin, and ExxonMobil team up to destroy the planet"(「トランプ、プーチン、エクソンモービルがタッグを組んで地球を破壊する」)と題された記事の中でロムは、「ロシアは、トランプが有利になるように米大統領選に介入したのではと言われているが、この取引はその理由になりえる」と書いています。ロムはこう続けます。「経済制裁が解除されれば――新国務長官はそれを助けることが可能だ――エクソンは大きな見返りを得ることになる。(中略)考えてもみればいい。(中略)この石油メジャーがロシアで6370万エーカー(約25万平方キロメートル)の広大な土地を借り入れ、自由に石油の生産・販売ができるようになるのだ。エクソンが米国でリース契約を結んでいる土地の5倍以上の規模だ。エクソンにとっては、幸福な日々よ再び、というところだ」

  • 次期大統領に選出されたドナルド・トランプは、エクソンモービルの最高経営責任者(CEO)レックス・ティラーソンを国務長官として指名するとみられています。ピュリッツァー賞受賞の環境ニュースサイト「インサイド・クライメット・ニューズ」(InsideClimate News)が行ったエクソンに関する調査報道を振り返ってみましょう。この調査では、1970年代当時、エクソンはすでに化石燃料が地球温暖化をもたらすことを知っていたにもかかわらず、これを一般に公開せず隠していたことが明らかとなりました。同ニュースサイトのニーラ・バネルジーと元エクソン所属の科学者エド・ガーベイに話を聞きます。

Syndicate content