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2016年11月30日(水)

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  • 大統領選候補だったジル・スタインが、ウィスコンシン、ペンシルバニア、ミシガンの3州で票の再集計を行うよう請求を続けています。しかし 29 日、ウィスコンシン州の判事が手作業による集計を州全体に命じることを拒んだため、試みは進路をはばまれています。判事は、再集計に際し州内の 72 郡の書記官はそれぞれ自分たちの方法を決めて良いと裁定しました。投票数280万だったウィスコンシン州では、勝者ドナルド・トランプとヒラリー・クリントンとの票差は 3 万票弱でした。ミシガン州ではさらに接戦で、 1 万 2 千票の僅差でトランプが勝利しました。スタインは提出期限にあたる本日、再集計を求める書類をミシガン州に提出する予定です。スタインの取り組みに対して、13 万人以上から 650 万ドル以上の寄付が寄せられています。これは選挙運動中にスタインに送られた寄付の 2 倍近くにあたります。ジル・スタインをゲストに迎えています。

  • 米国の選挙制度に関する話を続けます。ハーバード大学のローレンス・レッシグ法学教授が先日ワシントンポスト紙に寄稿した選挙人団の問題に関する論考、「憲法によると選挙人団が大統領選勝者を決められる。クリントンを選ぶべきだ」(The Constitution lets the electoral college choose the winner. They should choose Clinton)は大きな反響を巻き起こしました。ハーバード大学法学教授レッシグは、2015 年に短期間、民主党大統領候補者に立候補しました。Republic, Lost: How Money Corrupts Congress - and a Plan to Stop It (『失われた共和制:いかにして金が議会を腐敗させるか〜そしてそれを阻止する計画』)の著者でもあります。

  • ドナルド・トランプが29日 、1件のツイートで憲法違反の提案を2つもして大騒ぎになりました。「誰であれ星条旗を燃やすことは許されない。そんなことをするなら、覚悟しろ―市民権剥奪か 1 年間の投獄ってところだ!」。最高裁判所は、国旗を燃やす行為は米国憲法修正第 1 条のもと保護されているという判決を2度にわたり出しています。さらに最高裁判所は、市民権の剥奪は脱走を含むほとんどすべての犯罪に対して違法だと裁決しています。かつて故アントニン・スカリア(保守派でならした最高裁判事)の書記官を務めたこともあるハーバード大学法学教授ローレンス・レッシグから話を聴きます。

  • 「米国の選挙は必ずハッキングされる("American Elections Will Be Hacked.")」―サイバーセキュリティの第一人者で個人情報保護の研究者ブルース・シュナイアーがニューヨーク・タイムズ紙に寄せた最新記事のタイトルです。シュナイアーは、「コンピューター化された最新の投票システムは、個人的なハッカー、そして政府を資金源とするサイバー兵士達のいずれによる攻撃にも脆弱だ。攻撃を受けるのは時間の問題」と警告します。シュナイアーはセキュリティ技術の専門家で、ハーバード大学バークマン・センター(Berkman Center forn Internet and Society)特別研究員です。著書にData and Goliath: The Hidden Battles to Collect Your Data and Control Your World(『データとゴリアテ:あなたの情報を集めあなたの世界を管理するための隠れた闘い』)があります。

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