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2016年10月19日(水)

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  • 自称 「イスラム国」のイラク国内最後の拠点とされるモースル奪還のための戦闘が3日目に入りました。米国が率いる約3万人からなる連合軍には、イラクの治安部隊、クルド人戦闘員、スンニ派アラブ系部族、シーア派民兵らが含まれています。オバマ大統領は地上戦には加わらないと誓約していましたが、ペンタゴンによると、米国の特殊部隊がイラク地上で展開、戦闘に加わっている模様です。連合軍は現在、モースルとその周辺に5千人いるとされる「イスラム国」戦闘員と対峙しています。人道支援を行う活動家は一方、この連合軍による攻撃がおこなわれるあいだ、20万人にのぼる民間人が避難場所を必要とするだろうと試算しています。英インディペンデント紙の中東特派員、パトリック・コウバーンに話を聞きます。コウバーンは同紙で、これまで13年にわたる戦争によって破壊されたモースルは今、新たな血みどろの時期へと突入しつつあると指摘しています。

  • 共和党大統領候補のドナルド・トランプは支持者らに対し、蔓延する選挙人登録の不正と選挙結果の操作を見逃すなと呼びかけています。ザ・ネーション誌に"This Election Is Being Rigged—But Not by Democrats."(「選挙は不正操作されている――民主党によってではなく」)という記事を書いたアリ・バーマンに話を聞きます。バーマンは、米国の民主主義にとっての本当の危険は、共和党を中心とした、投票への敷居を高くしようとする取り組みから生じていると指摘します。2016年の大統領選挙は、投票権法の全面的な保護なしで行われる、ここ50年で初めての大統領選挙となります。

  • イン・ジーズ・タイムズ誌(In These Times)は、新たな調査報道で、警察の手によって殺される可能性が最も高いのは誰かについての神話を崩しました。これによると、米国の人口に占める割合から言えば、アフリカ系を含むあらゆる層の中で、警察に殺される可能性が最も高いのは米国先住民だとしています。またアフリカ系米国人の警察による殺害がメディアに大きく扱われる傾向にあるのに対し、先住民の殺害は米国の主流メディアにほとんど取り上げられないことも明らかにされました。"The Police Killings No One Is Talking About"(「誰も語らない警察による殺害」)を書いたジャーナリストのステファニー・ウッダードに話を聞きます。またワシントン州タコマで今年初めに警察によって殺されたピュアラップ族の32歳の女性ジャクリーン・サルヤーズの叔父のジェームス・ライドアウトも加わります。ジャクリーンは当時、妊娠中でした。

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