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2016年9月30日(金)

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  • 「我々は気候変動の攻撃に晒されています。唯一の望みは第二次世界大戦時に行ったような国民総動員です」と、350.orgの共同創設者ビル・マッキベンはニューヨークのデモクラシー・ナウ!のスタジオで行ったロングインタビューの中で語ります。「気候変動と戦争する必要があるのではなく、我々は包囲されているのです」。これは、2016年が記録上で最も暑い年となる見通しであることと、それにもかかわらず共和党の大統領候補ドナルド・トランプが、当選の暁には米国環境保護庁の権限を弱め、オバマ大統領のクリーンパワー計画を廃止し、化石燃料の探掘を促進し、石油・ガス企業の重役を入閣させると公約しているのを受けての発言です。

  • 350.org創始者のビル・マッキベンが、スタンディングロック・スー族と北米や中南米から応援に駆けつけた何百もの先住民部族が、総工費38億ドルのダコタ・アクセス・パイプライン建設にどのように抵抗してきたかを 語ります。警官が攻撃用ライフルで武装し、装甲車や、催涙ガスや、ヘリコプターを使って応戦してもひるみませんでした。「最前線のコミュニティは、もうこれ以上の石油採掘を許しておけません。特に先住民たちは、気候変動との闘いの最前線に立たされてきたのです」とマッキベンは言います。また、ヒラリー・クリントンがこのパイプライン計画に対して立場を明確にできないことや、一部の労働組合が抵抗運動を支持していることについても話します。

  • 「ついに米国議会は、サウジとの外交関係より米国市民を上に置く前例をつくりました」とコードピンクのメディア・ベンジャミンは言います。米国の議会が、NY同時多発テロをめぐって米国民がサウジアラビア政府を訴えることを可能にする法案を、オバマ大統領の拒否権発動を覆して通過させたからです。これにより、米国の裁判所は国内でテロ行為が発生した場合に外国政府の免責特権を破棄することが可能になります。「もしも(無人機攻撃を受けた)罪のない一家が米国を法廷に引き出すことができ、ISISやアルカイダへの参加を唯一の報復手段と考えなくてよくなるのなら、これはとてもよい展開です」。メディア・ベンジャミンはKingdom of the Unjust: Behind the U.S.-Saudi Connection(『不正の王国:米国・サウジコネクションの裏側』)の著者です。

  • 新たな調査により、ドナルド・トランプの所有する会社が米政府の対キューバ経済封鎖を破り、1990年代後半からキューバでこっそり事業を展開し、その事実を隠そうとしていたことが明らかになりました。当時トランプ・ホテル&カジノ・リゾートと呼ばれていた トランプ所有の企業が、ハバナへの秘密出張で少なくとも6万8000ドルをキューバで使ったことが、社内文書の調査で発覚しました。当時は米国の法律で企業ガキューバで金を使うことはいっさい禁じられていました。”Donald Trump’s Castro Connection”(ドナルド・トランプのカストロとのつながり)という記事で、これを報じたニュースウィークの特別編集者カート・エイフェンワルトと話します。

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