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2016年9月21日(水)

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  • 警官による黒人男性殺害に関する討論をお届けします。ノースカロライナ州のシャーロットでは、20 日に 43 歳のアフリカ系アメリカ人、キース・ラモント・スコットが警官に射殺された事件への抗議行動が、一夜にして拡がりました。数百人が怒りを表明して街頭デモを行い、州間高速道路 85 号線を埋め尽くしました。ビデオ画像で見られるように抗議者達は高速道路を封鎖し、焚き火をしています。この事件に前後して、オクラホマ州タルサでも40歳のアフリカ系米国人、テレンス・クラッチャーが両手を挙げていたにも関わらず白人警官に射殺されたビデオが公開されました。「憲法上の権利センター(Center For Constitutional Rights)」代表のビンセント・ウォレンと、昨年サウスカロライナ州議会議事堂で 30 フィートの高さの旗竿によじ登り、掲揚されていた南部連合旗を外したシャーロット出身のアーティストで活動家のブリー・ニューサム、さらに「カラー・オブ・チェンジ(The Color of Change)」事務局長のラシャド・ロビンソンを迎えます。ロビンソンは、「テレンス・クラッチャーは黒人であるがために死んだ。警官ベティ・シェルビーを告訴せよ」という署名運動を新たに立ち上げています。

  • 難民と移民に関する史上初の国連サミットで、第二次世界大戦以降最大規模の移民が発生している状況に、より組織だった人間味ある対応を行うと謳う宣言を加盟193カ国が採択しました。サミットで演説を行った「オランダのシリア人ボランティア(Syrian Volunteers in the Netherlands)」共同創立者のモハメッド・バドランと、ホロコースト生存者で難民擁護者のマンフレッド・リンデンバウム、そして、人道及び開発支援の国際機関「オックスファム・アメリカ」代表レイモンド・オフェンハイザーから話を聞きます。

  • 共和党大統領候補ドナルド・トランプの息子、トランプ・ジュニアが、シリア難民を毒入りキャンディに例えたことをどう思うか、ホロコースト生存者に感想を聞きます。19 日、トランプ・ジュニアは画像付きのツイートで、こう記しました。「スキットルズがどっさりはいった器があって、そのうち3 粒にだけ毒入りだと聞かされたとする。キミなら、わしづかみにして手に取るかい?シリア人難民の問題ってそういうことだ」。これに対し、スキットルズの親会社は、「スキットルズはキャンディです。難民は人間です。適切な比喩とは思えません」とコメントしました。ホロコースト生存者で移民擁護者のマンフレッド・リンデンバウムは、「殺された子供達の暗い思い出が蘇ります」と評します。1939 年、ナチ侵攻のほんの数日前にマンフレッドと兄は、高名な「キンダートランスポート」救援活動を通してポーランドから英国に逃亡しました。1946 年にマンフレッドは、ユダヤ人難民組織「 HIAS 」のおかげで、ニュージャージー州で叔母と叔父に再会し、以来、米国に居住しています。

  • 移民危機に対し、より組織だった人間味のある対応の開発を謳った拘束力のない宣言を採択した難民と移民に関する国連サミットからもう1件。米国は、決議案の当初の草稿にあった「いかなる場合にも子供を拘留してはならない」という文案に異議を唱えました。折しも、「バークス郡居住センター」では、拘留されているティーンエージャー達が無期限拘留に対する抗議活動を行っています。この中には、拘留中の母親と共に亡命を申請したまま、1 年以上拘留されている人も含まれています。エルサルバドル出身で拘留中の 16 歳、エステファニー・アドリアナ・メンデスの感想を聞くと共に、米国の中米難民への対応に関する「影のサミット」に参加した二人のゲストを迎えます。アラン・ケラーはニューヨーク大学医学部の准教授で、「拷問生存者を支援するベルビュー病院/ニューヨーク大学プログラム(Bellvue/NYU Program for Survivors of Torture)」ならびに「ニューヨーク大学健康と人権センター(NYU Center for Health and Human Rights)」の共同設立者兼代表です。20 日に、『我々のお膝元での難民危機(A refugee crisis in our own back yard.)』と題する彼の書簡がワシントン・ポスト紙に掲載されました。「カトリック・チャリティーズ(Catholic Charities)」の移民カウンセラー、エルビス・ガルシアからも話しを聞きます。 15 歳の時にホンジュラスからおとなの同伴者なしに逃れてきた体験の持ち主です。

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