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2016年9月16日(金)

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  • ウルグアイで元グアンタナモの囚人アブー・ワエル・ディアブがこん睡状態から目覚めました。彼はウルグアイからの出国と、トルコもしくはアラブ言語圏の一国で家族と再会することを求めてハンガーストライキを行っている最中に、こん睡状態に陥りました。ディアブはグアンタナモ収容所に12年間収監されていましたが、罪状はなに一つありませんでした。グアンタナモ収監中にも、ディアブは釈放を求めハンストを決行しました。彼は強制摂食させられた囚人たちのひとりでした。オバマ政権は強制摂食を撮影した動画の公開を拒んでいますが、編集されたビデオテープは法廷に提出しました。そしてその映像の中では看守がディアブを押さえつけ、彼の意思に反して食べさせているところが映し出されていたと伝えられています。グアンタナモで行われている囚人への強制摂食は拷問に相当すると、人権団体が長年にわたり訴えています。15日、こん睡状態から覚醒してからほんの数時間後のディアブに、エイミー・グッドマンが独占インタビューを行いました。彼はモンテビデオの市内でベッドに横たわり、とても衰弱していました。グッドマンは、具合はどうかと彼に聞き、インタビューを始めました。

  • ガーディアン紙による新たなスクープで、献金者を開示する義務のない第三者機関を通じて流入する企業資金が米国の選挙に多大な影響を及ぼしている実態が明らかにされました。この記事のソースはウィスコンシン州検察が提出した法廷文書から漏洩された1500件で、共和党のスコット・ウォーカー知事が第三者のグループ「成長のためのウィスコンシン・クラブ」(Wisconsin Club for Growth)を通じて行った、違法性が疑われる資金調達に関するものです。ウィスコンシン州最高裁判所の過半数を占める保守派が昨年7月、起訴に到る前に調査を停止させ、調査で得られた全ての証拠文書を破棄するよう命じました。しかし、文書のコピーのうち少なくとも1部が破棄を免れていました。米国版ガーディアン紙の主任記者エド・ピルキントンに話を聞きます。彼は朗詠文書を元に"Because Scott Walker Asked"(「スコット・ウォーカーが頼んだから」)という記事を書きました。

  • フィリピンでは ロドリゴ・ドゥテルテが6月に大統領に就任して以来、超法規的殺人が相次ぎ、数千人の命が奪われました。ドゥテルテは、麻薬使用者を厳しく取り締まることを選挙運動の中で約束しました。彼は長年市長を努めたダバオ市でも麻薬撲滅運動を推進し、その強権的な手法によってヒューマン・ライツ・ウオッチから「死の部隊の市長」と呼ばれました。大統領選挙中に行った犯罪撲滅の公約によって、ドゥテルテには新しいあだ名がつきました。「フィ リピンのトランプ」です。14日には元殺し屋が証言し、ドゥテルテが市長だった時代に、彼から個人的に暗殺を依頼されたと述べました。この直前に、ラオス 訪問中のオバマ大統領が予定されていたドゥテルテとの会談をキャンセルする事件が起こりました。ドゥテルテがオバマを「くそったれ」と呼び、いわゆる麻薬 戦争について会談で口出ししないよう警告をしたたためです。フィリピンの活動家でフェミニストのニノチカ・ロスカに話を聞きます。彼女はフェルディナンド・マルコス独裁国家時代のフィリピンを舞台にした小説State of War(『戦争状態』)の著者です

  • ウィスコンシン州の共和党知事スコット・ウォーカーが第三者機関「成長のためのウィスコンシン・クラブ」( Wisconsin Club for Growth)を通じて違法な資金調達を行った疑惑の新報道について、ウィスコンシンにいるネイション誌のジョン・ニコルズ記者に聞きます。こ の記事のソースは、ウィスコンシン州最高裁判所が2015年に中止を命じた調査の報告書が、漏洩したものです。 「ウォーカー知事は以前もこの手のスキャンダルを乗り越えてきましたが、もしも連邦最高裁判所が調査の続行を許可すれば、今度こそは困難に直面するかもし れません」とニコルズは言います。 シチズンズ・ユナイテッド裁判の判決文には、「資金の透明性、誰がどのように資金を行っているかを把握することは、汚職や、企業や富裕層による政治支配に対する市民の当然の懸念に対処するため必要不可欠の要素であると書かれています」とニコルズは指摘します。

  • 口述資料を保存する全国プロジェクトで受賞したストーリーコー(物語り隊)が新キャンペーン#WhoWeAre(私たちの本当の姿)を開始しました。「希望と思いやり」をテーマにした逸話が取り上げられています。その中には、驚くような展開を見せるものもあります。その中から二つ、取り上げてみましょう。一つはブロンクスのソーシャルワーカー、ジュリオ・ディアズが語る、仕事から帰る途中で遭遇した10代の若者にナイフを突きつけられた時の話です。もう一つは父親と息子が自分の夢の実現について語り合ったものです。

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