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2016年6月22日(水)

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  • 21 日、ヒラリー・クリントンはオハイオ州で経済に関する主要演説を行い、ドナルド・トランプを大統領当選は米国経済に破滅をもたらし、「トランプ不況」を引き起こしかねないと警告しました。クリントンは、「彼は多くのビジネス書を書いています。その全てが 11 章 (Chapter 11) で終わっているようです。さもありなん。」と述べました〔訳注:Chapter 11 は、「連邦破産法第11章」すなわち、「清算・廃業の法的手続き」を意味することをひっかけた皮肉〕。しかし、ヒラリー・クリントンの経済政策は、未だに自らの所属政党属である民主党の批判にさらされています。先週、民主党大統領選候補のバーニー・サンダースは支援者達に向けた演説で、党をより進歩的な方向に進めるよう圧力をかけるべく、7月にフィラデルフィアで開かれる民主党全国大会に出る意向であると伝えました。新著 Listen, Liberal: Or, What Ever Happened to the Party of the People? (『リベラルよ、聞け:民衆の党に何が起きたのか?』)の筆者、トーマス・フランクから話を聞きます。

  • 先週、英国議会のジョー・コックス議員を殺害したトーマス・メイヤーについてです。メイヤーは襲撃の際、「ブリテン・ファースト(英国第一)」と叫んだと報じられています。「ブリテン・ファースト」は、23日に行われる、英国の欧州連合(EU) 離脱の是非を問う国民投票で離脱を推進している極右で反移民の政党の名でもあります。17 日に裁判所に出廷し氏名を問われたメイヤーは、「私の名は、『裏切り者には死を、英国に自由を』だ」と名乗りました。コックスは英国が欧州連合(EU)に残留することを強く訴えていました。メイヤーと米国および英国のネオナチ団体とのつながりを示す情報がさらに表面化しています。一方、トッド・ブロジェットという名のFBI (米連邦捜査局)の元雇われ密告者は、 2000 年に自分がロンドンで組織したネオナチの集会でメイヤーと顔を合わせたことがあることを明らかにしました。「リバティー・ロビー(the Liberty Lobby)」の設立者ウィリス・カルトや、「ネオナチ全米同盟(National Alliance)」のウィリアム・ピアスなど、複数の極右団体のリーダー達と仕事したことがあるトッド・ブロジェットをゲストに迎えます。

  • 環境活動家達に大きな勝ち星です。カリフォルニア州では、半世紀以上続いた原子力エネルギーの歴史が幕を閉じ、原発ゼロとなることが決まりました。21 日、州最大の電力事業者が、2025 年までにカリフォルニア州最後の原発ディアブロ・キャニオンの稼働を停止するという、環境保護グループと労働組合が推す提案に同意したのです。カリフォルニア州の経済規模は世界第6位に位置しています。同州は1950 年代に、他州に先駆けて原子力発電を受け入れた州の一つでした。ディアブロ・キャニオン原子力発電所は 1985 年に操業を開始しましたが、このプロジェクトは最初から論争の的でした。安全性への懸念から、反原発活動家達は長年この原発の閉鎖を訴えてきました。地震を引き起こす可能性がある大型の活断層がいくつも付近を走っている危険な立地のためです。環境団体FoE(Friends of the Earth)のデイモン・モグレンに話を聞きます。FoEはディアブロ・キャニオン原発の閉鎖を求めて1960 年代から闘ってきました。

    ☆このセグメントは学生字幕翻訳コンテスト2017の課題動画です。

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