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2016年5月10日(火)

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  • ウエストバージニアで民主党の予備選の投票が始まり、29の代議員票をめぐってバーモント州上院議員バーニー・サンダースとヒラリー・クリントンの争いが繰り広げられています。8年前の2008年、クリントンはバラク・オバマに40%の差をつけて大勝しましたが、本日はサンダースが勝利するだろうと世論調査の多くが予想しています。長年にわたる消費者運動活動家で元大統領候補のラルフ・ネーダーから話を聞きます。すべての州の予備選がオープン、すなわちその党に政党登録していない有権者も投票できる方式をとっていれば、サンダースが予備選で勝利するだろうとネーダーは主張します。

  • 消費者運動活動家で第三党から大統領に立候補した経歴をもつラルフ・ネーダーに、共和党の大統領候補指名にあと一歩のドナルド・トランプの発言と、企業メディアによるトランプ報道について話を聞きます。ネーダーは、TVネットワークは公共の電波を使って大統領選で「金儲け」し、トランプのような候補者たちを電波に「ただ乗り」させていると言います。「候補者にインタビューしてもさして鋭い質問はしません。同じ質問を繰り返し、トランプやその他の候補者たちを表舞台に立たせます」と、ネーダーは言います。「また、メディアは選挙戦の過程や候補者たちを批判し大統領選の中身を濃くすることができる指導的な市民を排除しています」。

  • 世論調査によるとドナルド・トランプとヒラリー・クリントンは、過去数十年で最も人気がない二大政党の大統領候補になりそうです。有権者の中には第三党の候補者たちへの投票を考えるる人も出るのでしょうか? 元大統領候補のラルフ・ネーダーに、米国の政治制度が第三党の候補者たちをいかに討論会とメディア報道からはじき出す仕組みになっているか、話を聞きます。

  • ブラジル議会では、下院の暫定議長が一時、ジルマ・ルセフ大統領に対する弾劾手続きを無効にしようという動きを見せたものの、上院で弾劾に向けた手続きが進展しています。ルセフ追放の急先鋒は、前下院議長エドゥアルド・クーニャでしたが、その後、彼自身が汚職で職務停止処分を受けました。下院議長代行となったウォルディル・マラニャンは5月9日、弾劾に賛成した下院の採決に手続き上の不備をあったとして無効にしようと試みました。しかし、議長代行は夜の間に方向転換したようで、なんの説明もなしに自らの決定の撤回を発表しました。上院は5月11日に、ルセフを裁判にかけるかどうかについて採決すると見られています。過半数が大統領に反対する票を投じれば、停職は確実とみられています。ピュリツァー賞受賞ジャーナリストで、ブラジル在住のグレン・グリーンウォルドに話を聞きます。「今回の弾劾裁判は、汚職への処罰だといううたい文句で売り込まれてきましたが、世界的に、そしてここブラジルでも、人々は、その本当の狙いは、新自由主義者たちやゴールドマンサックス、外国のヘッジファンドの力を強めるだけでなく、汚職を保護することだということに気付き始めています」と、グリーンウォルドは言います。

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