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2016年3月29日(火)

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  • パキスタンは、29人の子供を含む72人が死亡した同国第2の都市での復活祭の日の爆破を受け、準軍事行動を始めました。この爆破では、ほかに340人が負傷しました。パキスタンで最も豊かで人口の多いパンジャブ州の首都ラホールの混雑した遊園地での今回の攻撃について、タリバンの分派組織が反抗声明を出しています。この攻撃は、少数派であるキリスト教徒が復活祭の日曜日を祝うための集まりを持っているさなかに起こりました。ラホールの攻撃は、2014年12月にペシャワルの軍経営の学校で起こった134人の学生たちの虐殺以来、同国で最悪のものとなりました。ペシャワルの攻撃に対し、パキスタン政府は即座にイスラム武装クループに対する弾圧をおこないました。パキスタン系英国人コメンテーター、タリク・アリに話を聞きます。

  • ラホールでの攻撃を受け、共和党の有力指名候補ドナルド・トランプは彼の700万人のフォロワーに向けてツイートしました。「またイスラム過激派の攻撃だ。今度はパキスタンで、ターゲットはキリスト教徒の女性と子供たち。少なくとも67人が死亡、400人が負傷した。解決できるのは私だけだ」。パキスタン系英国人コメンテーター、タリク・アリにトランプと、バーニー・サンダースの立候補について話を聞きます。

  • 米司法省は3月28日、サンバーナーディーノの銃撃犯の1人が使っていたiPhoneのロック解除に成功し、アップルに対する訴えを取り下げたと発表しました。これで負けても勝っても大変な結果をもたらす裁判はなくなったわけですが、より広い暗証機能をめぐる議論は結論が出ないままとなりました。FBIとアップルの闘いは、技術系大手であるアップルが自社製の電話機のセキュリティ機能を政府権力が迂回することを助けるのを拒んだことで、対立の度合いを深めていました。FBIはアップルに対し、電話機に裏口を設けることを求めていましたが、アップルはそうすると他のiPhoneのセキュリティも危うくなるだろうと述べました。FBIの訴訟取り下げ決定はアップル機器のセキュリティ強度について新たな懸念を生んでいます。というのも法執行機関がアップルの助けなしにiPhoneのロック解除をする能力があることが分かったからです。3月第3週、ピュリツァ賞受賞ジャーナリストのグレン・グリーンウォルドに、FBIとアップルの闘いとドナルド・トランプによる拷問の容認について話を聞きました。

  • ノースカロライナ州では、地方自治体が公共の施設でLGBTの人々への差別を禁止する法律を通過させることを禁じる包括的な新法に対して、米国自由人権協会(ACLU)が訴訟を起こしました。一般的には「化粧室法」として知られるこの法律、下院法案2号(HB2)は、2016年に施行される反トランスジェンダーの法律のなかでも、最も広範囲に影響するものであると多くの人が考えています。同法は、シャーロット市がトランスジェンダーの人々が彼らの性別認識に合うトイレを使う権利を保護しようとする独自の条例を通過した後で発議されました。シャーロット市の決定に反応して、ノースカロライナ州議会は4万2000ドルの費用をかけて緊急の1日会議を召集し、州全体にわたる法HB2を通過させました。民主党上院議員たちが抗議のために退出したという事実にもかかかわらず、発議数時間以内に、この法案は下院と上院の両方を通過さしました。ノースカロライナ州知事のパット・マックロリーは、3月23日の夜遅く、この法案に署名しました。ACLUは3月28日、同法の立憲性について抗議すると発表しました。

    ACLUの常勤弁護士チェース・ストランジオに、ノースカロライナにおける同法の影響について話を聞きます。「これは、何よりもまず、トランスジェンダーの人々が、彼らの政府が彼らに対する嫌がらせといじめに積極的に参加しようとしているということを知っている状況で生きなければということを意味します」と、ストランジオは言います。「しかし、これはまた、トランスジェンダーの人々が今や一般の生活を送ることが完全にできなくなることも意味しています。なぜなら彼らはどこのトイレに行くべきかわからないからです」。ノースカロライナ大学グリーンズボロ校の学生で、HB2に対するACLU訴訟の原告でもあるペイトン・マッギャリーからも話を聞きます。

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