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2016年2月26日(金)

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  • 25日夜、テキサス州ヒューストンで共和党の大統領候補討論会が白熱し、フロリダ州上院議員マルコ・ルビオは、共和党最有力候補のドナルド・トランプを激しく攻撃しました。実業界の大物ドナルド・トランプがネバダ州で3連勝を収めてから数日後に行われたこのイベントは、12の州で一斉に予備選挙や党員集会が行われるスーパー・チューズデー前に、5人の共和党候補者たちが顔を合わせる最後の見せ場となりました。元フロリダ州知事ジェブ・ブッシュは選挙戦から離脱し、残っているのは、トランプ、ルビオ、テキサス州上院議員テッド・クルーズ、オハイオ州知事ジョン・ケーシックそして元神経外科医ベン・カーソンの5人の候補です。討論の多くが移民問題に集中しました。ヒートアップした討論会のハイライトと反応を見ていきます。「ラティーノの2人の候補が、トランプに輪をかけた論調でトランプを追い落とそうとしている・・・自分が米国への移民の身でありながら、移民に同情しないんでしょうか?共感は?移民問題を論じるとなると、人間としての思いやりは消えてしまうのか?」とピューリツァー賞受賞経験のあるジャーナリスト、ホセ・アントニオ・バルガスは話します。アイデンティティ・プロジェクト「#EmergingUS」(ハッシュタグ・エマージングUS)の創設者兼編集人で、メディア&文化団体「デファイン・アメリカン」(Define American)の創設者でもあるバルガスはテレビ討論会の司会者や今年の選挙戦で移民論争を取材してきたレポーターにも批判的です。「まったく理解に苦しみます。移民問題は今回の大統領選の中心課題だというのに、多くのジャーナリストは何故、事実を知らないのか、事実を知らない候補者を何故、非難しないのか。」

  • デモクラシー・ナウ!の共同司会者フアン・ゴンザレスが、25日、下院議長ポール・ライアンが、プエルトリコの債務危機に対処する法案の成立期限を3月31日に設定したことを受け、この問題をめぐって実施された2つの議会聴聞についてレポートします。取るべき措置について、民主党と共和党の間で意見が割れています。民主党は、プエルトリコが再編計画の下で債権者と負債を清算できるようにする「スーパー破産(superbankruptcy)」を提案。一方、共和党は、財政支援を行うのなら、デトロイトで行ったように、監理委員会を設置するよう要求しています。しかし、ゴンザレスが指摘するように、プエルトリコは自治領であるため、米国政府によるこのような監理に反対しています。

  • 25日に行われた共和党大統領候補テレビ討論会で、フロリダ州上院議員マルコ・ルビオは、トランプ大学は「いかさまの大学」で学生は最高5万ドルを支払い、トランプに会えると約束されたが、実際には段ボールに印刷し人の形に切り抜いたトランプの書割の写真と並んで記念撮影するだけだと批判しました。現在、多くの学生が訴訟を起こしています。ルビオはテレビ視聴者に「トランプ大学」をグ―グル検索してみるよう、呼びかけました。ニュースサイト『インターセプト』のリー・ファンに話を聞きます。ファンの記事によると、この裁判で証言するためにトランプは選挙遊説の中断を余儀なくされるかもしれません。トランプ大学に入学した学生のほとんどは、低所得層です。「トランプが労働者階級の人々をばかにしているのがよくわかる。こんな風に騙すんです」とファンは言います。また、最新の記事":Marco Rubio, Following Donor Dollars, Frequently Veers from Limited-Government Dogma"(「マルコ・ルビオ、寄付金次第で、『小さな政府』の教義をくるくる変換」)にも言及します。

  • 先日、報道番組『ミート・ザ・プレス』に民主党選挙専門家の肩書きで出演したステファニー・カッターは 「ヒラリー・クリントンの行動は全て適切だったと思う」と発言しました。しかしカッターは、自分が創設者の一人である会社プレシジョン・ストラテジーズ社がクリントン陣営に雇われて「デジタル・コンサルティング」を行っていることを明かしませんでした。「これは氷山の一角です」と『インターセプト』のリー・ファンは話します。ファンは50以上のテレビニュース番組を分析し、最新記事"TV Pundits Praise Hillary Clinton On Air, Fail to Disclose Financial Ties to Her Campaign"(「ヒラリー・クリントンをテレビ番組で称賛する評論家たち ヒラリー陣営との金銭的つながりは明かさず」)を書きました。

  • サウスカロライナ州民主党予備選を27日に控え、24日民主党の大統領候補ヒラリー・クリントンがチャールストンで開いた私的な寄付金集めイベントで「黒人の命も大事」の活動家がクリントンに対決しました。アシュリー・ウィリアムズが掲げた垂れ幕には、「まずは服従させること」と書かれていました。これは、1996年にクリントンが一部の若者を「スーパープレデター(超凶暴な野獣)」」と呼んだ問題発言に関連したことばです。ウィリアムズはクリントンの前に向かい、「私は超凶暴な野獣ではありません」と述べました。ウィリアムズになぜこのような行動を取ったのか、聞きます。「クリントンは、20年間の時間を与えられた」、でもいまだにこの問いに答えていませんとウィリアムズは主張します。

  • 大統領候補たちがスーパー・チューズデーに向けてまい進する中、選挙戦でほとんど注目を浴びていない選挙ブロックであるアメリカ先住民を見てみましょう。ブラックフィート・ネーションのメンバーで先住民文筆家でもあるジャシ・ロスに25日夜の共和党テレビ討論会について、ネバダ州でのバーニー・サンダースへの先住民の支持について、なぜドナルド・トランプは「金の亡者」と思うのかを聞きます。インディアン・カントリー・トゥディ・メディア・ネットワークに掲載されたロスの最新記事は"A Few Notes for Native People About the Presidential Elections: Neither Democrat Deserves Our Vote (Yet) "(「大統領選について先住民への2~3の覚書:民主党のいずれの候補も我々の票に価しない(まだいまのところは)」)です。

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