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2015年12月15日(火)

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  • オバマ大統領は自称イスラム国(ISIL)との闘いに進展が見られると述べる一方で、米国の同盟諸国にもっと行動するよう求めています。オバマは、イラクとシリアにおける米国主導の軍事作戦の成果を強調し、同作戦を支援していると彼が名を挙げた国の中に中東の同盟国を含めないことで、こうした国々を暗に非難しました。オバマのコメントは、米国が最近イラクとシリアに数十の特殊部隊を派遣し現地での存在感を密かに拡大している中で発表されました。また、ジョン・ケリー国務長官が12月15日のロシアを訪問を皮切りに、数カ国を歴訪するなど、米国はシリア内戦についての国際交渉における役割も増大させています。ISILが米国主導の空爆で後退しているにしても、オバマのコメントはここ数週間であらわになった危機的状況を象徴しています。同盟国は空爆がISILの今後のテロを止めさせる助けになるだろうと言いますが、ISILはこうした空爆は、さらなるテロ攻撃につながると言います。中東の専門家で作家、ロンドン大学の東洋とアフリカ研究学の教授であるジルベール・アシュカルに話を聞きます。

  • オクラホマシティーの元警官が、アフリカ系米国人女性たちに対する一連のレイプで終身刑を課されようとしています。全員が白人だった陪審員団は12月第2週、告訴した13人の女性のうちの8人に対するレイプと他の犯罪で、ダニエル・ホルツクローに有罪判決を下しました。13人の犠牲者たちは全員、公判で証言し、それぞれがレイプと性的暴行、ホルツクローの要求に従わない場合の脅しといった似たような話をしました。ホルツクローは交通違反取締りと尋問中に彼女たちを狙い、彼のパトカーまたは彼女たちの自宅での性的行動を強要しました。検察側は、彼が故意に低所得地域の弱者の黒人女性たちを餌食にしたと言います。彼は、最後の犯罪の6週間前にオクラホマシティー警察の性犯罪課の捜査対象になったと報じられています。このことは、ホルツクローが有罪判決を受けた事件の被害者の半分は、彼に対する捜査が行われている最中に暴行されたことを意味します。ホルツクローの有罪判決は彼の犠牲者たちにある程度の安堵をもたらすかもしれませんが、今回の事件は、それがアフリカ系米国人、今回の場合はアフリカ系米国人女性の命をおとしめるという、より広範な問題の一部であるのではないかという疑問を投げ掛けています。連続レイプでの罪状と最終的な有罪判決にもかかわらず、大手メディアは他の刑事裁判に比べ、ホルツクローの起訴にほとんど関心を払いませんでした。彼の犠牲者の何人かと3人のゲストに話を聞きます。カリフォルニア大学ロサンゼルス校とコロンビア大学の法学部教授で「アフリカ系アメリカ人政策フォーラム」(African American Policy Forum)の創設者キンバリー・クレンショウと、ホルツクローの事件をめぐり創設されたオクラホマシティーを拠点とする支援団体「正義のためのオクラホマシティー・アーティスツ」(OKC Artists for Justice)の共同創設者であるキャンディス・リガーとグレース・フランクリンです。

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