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2015年12月8日(火)

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  • 3ヶ月前の2015年9月、ジェレミー・コービンが英国の最大野党である労働党の党首になり世界に衝撃を与えました。彼は同党の社会主義の根源に立ち戻ることを表明、公共交通機関の再国有化、大学授業料の無料化、家賃統制、高所得者の給与を制限するための国家的最高賃金を推進すると公言しています。コービンは長年の反戦活動家で、かつては「英国戦争反対同盟」(Stop the War Coalition)の代表でした。彼は12月第1週、デービッド・キャメロン首相がシリア空爆開始を許可することに反対票を投じました。この投票の前日キャメロンは、空爆に反対するのはテロリストに共感しているからだとしてコービンを非難しました。パリの国連気候会議から、エイミー・グッドマンがジェレミー・コービンに話を聞きます。これは彼が労働党党首に選出されてから初めての米国のテレビ・ラジオのインタビューです。コービンに、彼がシリア空爆に反対する理由、彼が首相なら核爆弾投下を世界から根絶させるという主張、そしてイスラム国(ISIL)に誰が資金提供しているかを見つけ出そうという彼の訴えについて話を聞きます。

  • 英国労働党党首に選出されてから初めての米国のテレビ/ラジオのインタビューの中で、ジェレミー・コービンはグアンタナモ米軍基地の閉鎖を求めています。「罪状も裁判も訴訟手続きも人身保護令状もないままで、今や14年間もグアンタナモ基地に人を閉じ込めておくなんて、一体全体私たちはどうしてしまったというんでしょう? 法のブラックホールです」と、コービンは言います。「あの場所は閉鎖されるべきです」。彼は最近、グアンタナモから釈放された最後の英国人シェイカー・アーマーを英国議会で迎え入れました。

  • 3ヶ月前の2015年9月に英国労働党党首に選出されてから初めての米国のテレビインタビューで、ジェレミー・コービンが難民危機について語ります。「我々は、もっと多くのシリア難民に門戸を広げ、受け入れるべきだと思います。そしてまた、絶望的な難民キャンプで暮らしている人々も受け入れるべきだと思います。なぜならそうしたキャンプは人道的ではないからです。」と、コービンは言います。「国境に金網や電子監視システムを置くことで世界の将来を保証することはできませんよ。世界の絶望的な不平等を何とかして、世界中で起きているで環境変化がもたらす不均衡な影響に取り組むことで初めて、世界の将来を保証できるのです。」

  • 英国労働党党首のジェレミー・コービンはパリで12月7日、労働、労働組合、気候変動の関係について演説しました。番組では彼にさらに、戦争、石油掘削、気候の関係性について話を聞きました。「未開拓の石油資源を開発しようと急ぐ動きは、ある程度減少しましたが、確実にまた戻ってきます」と、コービンは言います。「その野蛮なことと言ったら。ラテンアメリカ諸国などの多くの国でおこなわれた石油掘削の野蛮なこと。そして、中東や他の場所では石油への渇望が見られます。私たちは持続可能な惑星にならなければいけません。我々には持続可能な未来が必要です。我々には持続可能なエネルギー資源が必要なのです。このままを続けることはないのです。」

  • フランス、パリでの国連気候変動会議に先立って、180カ国以上が二酸化炭素ガスの自発的削減を誓約しましたが、多くの気候正義団体は、地球温暖化を食い止めるためには、はるかに多くのことがなされるべきだと言います。気候危機は多くの科学者たちが認めているより、はるかに深刻という衝撃的なメッセージと共にパリ会議に参加した気候科学者の世界的な第一人者の1人に話を聞きます。ケビン・アンダーソンは、「チンダル気候変動リサーチ・センター」(Tyndall Centre for Climate Change Research)の代表で、イギリスのマンチェスター大学のエネルギーと気候変動学の教授です。彼は多くの科学者たちは自分たちの仕事を自己検閲し、気候変動の深刻さを控えめに言っていると言います。

  • ツバルのエネレ・ソポアガ首相は12月7日、世界の首脳陣はセ氏1.5度あるいは華氏2.7度以上の温暖化を阻止しなければならないと述べました。気候変動の原因にはほとんど寄与していないながら、気候変動によって多大な影響を受けている多くの国が、国連の気候合意に「損失補償」(Loss and Damage)として知られる、気候変動の被害を調整する補償を含むことを求めています。しかし、本日のゲストが入手した文書は、米国がこうした国々に対し、そうした権利を諦めるよう圧力をかけていることを明らかにしています。ニチン・セシはインドのビジネス・スタンダード誌のシニア編集者です。彼の最近の記事のタイトルは、US and EU want Loss and Damage as a toothless tiger in Paris agreement(「米国とEUはパリ合意で損失補償条項を牙のない虎にしたい」)です。

  • インドでは南部の都市チェンナイでの壊滅的な洪水で少なくとも269人が死亡し、陸軍と空軍による救助作業が続く中、300万人以上がライフラインを絶たれています。この洪水は、ここ100年以来最悪と言われています。ナレンドラ・モディ首相は、この洪水は気候変動のせいだとしています。「あの地域で、今回のような規模の降雨量があったことはありません」と、インドのビジネス・スタンダード誌のシニア編集者ニチン・セシは言います。「明らかに降雨系が変化している傾向が見えています。そして都市部はこうした種類の異常気象に適合することができません。それで、インドのような発展途上国は、これ以上状況が悪化することがないよう、より良い新しい都市を築くための資金と技術が自分達には必要だと言っているのだと思います」。

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