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2015年12月7日(月)

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  • 国連気候会議(COP21)の参加国195カ国からなる交渉団は温室効果ガスの排出削減に関する合意文書の草案を採択しました。今週末までに合意を成立させたい考えです。懸案事項の中には先住民族の権利を文書に盛り込むかどうかがあります。世界中から集まった先住民族の人々が12月6日、環境と権利の保護を水上で訴えました。「私たちは先住民の権利と人権の問題がパリ合意文書案の付属書類にされてしまったことに大きな懸念を抱いています。それは、この問題を来週以降に持ち越すという意味です」とクリー族の活動家クレイトン・トーマス=ミュラーは述べます。

  • 開催中の国連気候会議(COP21)のスポンサー企業の数は50社以上に上り、かつてない規模となっていることが注目されています。その中には活動家の間で世界最悪の汚染企業と呼ばれる企業も含まれています。活動家たちは12月4日、パリ市内の「グラン・パレ」で開催中のイベント「COP21ソリューションズ」展に集まりました。展示イベントでは企業家たちが、企業および民営化による気候変動への対応を推進しています。イベント会場は厳重な警備が敷かれており、何人かの活動家が建物から退去させられました。

  • オバマ大統領は6日、異例のテレビ演説を執務室から行い、自称「イスラム国」が新しい段階に入ったと述べ、米国の対「イスラム国」戦争を擁護しました。オバマ大統領は死者14人を出したカリフォルニア州サンバーナディーノの銃乱射事件にふれ、同事件は「無実の人々を殺すことを意図したテロ行為」とし、軍事力使用への承認の継続を議会に求めるとともに、イラク、シリア内で自称「イスラム国」が制圧する地域に爆撃を続ける計画を示しました。10カ月間シリア国内でISISに人質として拘束され、地下牢に監禁されていた仏ジャーナリストのニコラス・ヘニンに話しを聞きます。彼は後に斬首された米国人記者ジェームズ・フォーリーとスティーブン・ソトロフと共に拘束されました。二人の斬首を撮影したビデオ映像は世界中で視聴されました。ヘニンは人質として拘束されていた間、米国人の救援活動家ケイラ・ミューラーとも短時間会ったことがあります。ミューラーは拘束中に、米国主導の空爆で死亡したとみられます。フランス人ジャーナリスト3人と共に2014年4月に解放されたヘニンは、シリア爆撃への反対を切々と訴えました。「これらの爆撃はすべて悲惨な影響を及ぼします。シリアの人々をISISの手中に追いやっているのです」。

  • ISISの人質となったフランス人ジャーナリストで著者のニコラス・ヘニンは、モハメド・エムワジによって10カ月間、拘束された経験を持っています。西欧諸国が難民受け入れの門戸を閉ざす動きについてヘニンに話を聞きます。「難民を歓迎することは、私たちの国に対するテロの脅迫ではありません。難民受け入れがテロから我々を守るワクチンのようなものになるのです。社会、コミュニティ間での相互作用があればあるほど緊張は弱まるからです」とヘニンは言います。「『イスラム国』は世界の対立を信じています。彼らの最終目的は私たちの国の内戦、少なくとも大きな社会的混乱です。中東では大規模な戦争です。彼らが戦っているのはその為です。私たちは彼らの物語を封じ、難民を実際に受け入れなければなりません。彼らの物語を完全に壊すことが必要です」。

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