« 前  

2015年11月10日(火)

  次 »
  • ミズーリ大学でのアフリカ系米国人による蜂起で、トップ2人が辞任を余儀なくされました。ティム・ウルフ総長と、コロンビア校のR・ボーエン・ロフティン学長は11月9日、構内での人種差別に対する彼らの対応への抗議を受けて辞任すると発表しました。アフリカ系米国人の学生たちは、偏見と野蛮な行為に対する2人の対応を手ぬるいと評し、それに対する数週間の抗議デモを繰り広げていました。転機となった11月7日、アフリカ系米国人のフットボール選手たちがデモに参加、ウルフが辞任するまで全ての試合と他のチーム活動をボイコットすると表明しました。大学構内で「人種差別はここにある」(Racism Lives Here)デモを組織したミズーリ大学の学生ダニエル・ウォーカーと、ミズーリ大学黒人研究科の主任、ステファニー・ショネカンに話を聞きます。「ミズーリ大学に入学した黒人学生たちにとって、(人種差別的な)出来事は通過儀礼のようなものです」と、ウォーカーは言います。「変化を本当にもたらすために、こうした抗議行動がこれほどまでに大きくならなければならなかったのはひどいことだと思います。私たちがこの大学で長い間経験してきたことに必要な注意を向けるために、学生たちは命を懸けようとしていました」。

  • ミズーリ大学での抗議は数週間を経てますます大きくなっていますが、転機となったのは11月7日、同大学のフットボールチームのアフリカ系米国人選手たちが参加したことでした。選手たちは、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師を引用し、「ミズーリ大学フットボールチームの有色人種選手たちは“いかなる場所での不正義も、あらゆる場所での正義を脅かす”ことを心から信じます」とツイートしました。彼らは、ウルフ総長が「脇に追いやられている学生たちが体験していることに対し何も策を講じなかったこと」で辞任または辞めさせられるまで全てのフットボール活動に参加しないことを発表しました。コーチと体育局もすぐに賛同しました。ネイション誌のスポーツ・コラムニストで、「エッジ・オブ・スポーツ」(Edge of Sports)のポットキャストの司会を務めるデイブ・ジリンに話を聞きます。

  • ミズーリ大学での抗議行動と同じような構図が米国の一流アイビーリーグ校の1つで展開されています。コネチカット州にあるイエール大学で11月9日、1000人以上の学生たちが大学構内での人種差別をめぐるデモ行進を行いました。この「立ち直りの行進」(March of Resilience)は、有色人種の学生たちが人種差別にあったという複数の出来事をうけてのものです。ある有色人種の女性が白人でないという理由で学生友愛会のパーティーへの参加を拒否されたという話がある一方、ハロウィーンで学生に向けて発せられた、文化価値を貶めるような衣装を使わないように、という勧告を否定した教職員が非難の的になっています。11月9日に学生たちが唱えたスローガンの中には「私たちを止めることはできない。イエールは変われる」というものもありました。イエール大学でアフリカ系米国人研究を専攻し、「黒人学生連合」(Black Student Alliance)の代表でもあるレックス・バーローに話を聞きます。

  • エジプトで人権活動家でもある有名ジャーナリストが釈放されました。11月8日に起きた彼の逮捕は大きな物議を醸していました。ホッサム・バーガトは、アブドルファッターフ・アッ=シーシー大統領政権に対するクーデターを計画したとされる26人の軍将校の極秘有罪判決を公表したことで拘束されました。バーガトは、国家安全保障に有害な誤ったニュースを報道した罪で数時間にわたって尋問されました。当局は11月9日、彼を4日間拘束すると発表しました。しかしエジプトと世界中での抗議を受けてバーガトは11月10日の朝に釈放されました。独立系ジャーナリストでデモクラシー・ナウ!のエジプト特派員であるシャリフ・アブドゥル・クドゥースにカイロから話を聞きます。

Syndicate content