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2015年11月9日(月)

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  • 国境なき医師団(MSF)は、アフガニスタンのクンドゥーズ州でMSF外傷センターが米軍により空爆された事件に関する内部調査の結果を公開し、独立機関による戦争犯罪の調査を要求しました。10月3日の米軍による空爆では、MSFスタッフ13人、患者10人、未だに身元が判明しない犠牲者7人を含む、少なくとも30人が死亡しました。MSFは、目撃者数十人への聞き取りに基づく新たな報告書の中で、ベッドの上で炎に包まれる患者、頭部や手足を失った医療従事者、炎上した建物から逃げる途中で上空から撃たれたスタッフの例などを描写しています。医師やその他医療従事者は、敷地内の別の建物に走って避難する途中に撃たれました。国境なき医師団は、空爆の数週間前に米国およびアフガニスタン当局に施設のGPS座標を提供したと述べ、空爆されていることを連絡した後もなお、約30分間攻撃がつづいたと語っています。国境なき医師団の米国事務局長ジェイソン・コーンに話を聞きます。

  • 環境活動家は、これまでで最大規模の勝利を祝っています。オバマ大統領がキーストーンXLオイルパイプラインの建設計画を却下したのです。数年にわたる検討期間ならびに近年で国内最大規模となった草の根運動を経て、オバマ大統領は11月6日、在任期間中のキーストーン建設は許可しないと発表しました。同パイプラインは、一日83万バレルの未精製油砂をカナダのアルバータ州から米国のメキシコ湾岸地域の精製所に輸送する予定でした。活動家たちは、パイプライン・ルート沿いの建設用重機にチェーンで身体を縛りつけたり、ホワイトハウス前の市民的不服従では数百人が逮捕され、約1年前の2014年には気候変動デモとしては史上最大となる「民衆の気候マーチ」(People’s Climate March)に数十万人が参加するなど建設阻止運動を繰り広げてきました。運動を勝利に導いた活動に深い関わりのある2人のゲストに話を聞きます。運動の中心的オルガナイザーで、環境正義およびカナダ先住民の権利について執筆するクレイトン・トマス=ミュラー、キーストーンXL建設反対運動で頭角を現した政治活動グループ「勇敢なるネブラスカ」(Bold Nebraska)理事長ジェーン・クリーブです。

  • 米司法省は、サンディエゴ近郊でメキシコ人移民が殴る蹴るの暴行を受け、テーザー銃を使用され死亡した事件で、目撃者が撮影したビデオがあるにも関わらず、訴追される国境警備員はいないと発表しました。この事件は2010年5月、当時32歳だったアナスタシオ・エルナンデス=ロハスがメキシコから米国に入国を試みたところを捕らえられたことで起りました。エルナンデス=ロハスは25年の米在住歴があり、米国生まれの5人の子どもがいました。サンディエゴ検視官事務所はアナスタシオ・エルナンデス=ロハスの死を殺人事件に分類し、被害者は心臓発作を起こしただけでなく「胸部、腹部、腰、膝、背中、口唇、頭部、およびまぶたに打撲傷あり。肋骨6本の骨折および脊椎損傷」と結論づけていました。国境警備員らは、エルナンデス=ロハスが反抗的で逮捕に抵抗したため、対決の形となったと主張しています。しかし目撃者が撮影したビデオから多数の問題点が明らかになりました。「南部国境地帯コミュニティ連合」(Southern Border Communities Coalition)共同議長で、「サンディエゴ同盟」(Alliance San Diego)事務局長も務めるアンドレア・ゲレロに話を聞きます。

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