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2015年10月27日(火)

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  • オバマ大統領は10月26日、インドネシアの新大統領ジョコ・ウィドドと、気候変動、貿易、米国とインドシアの関係強化についてホワイトハウスで会談しました。オバマ大統領はインドネシアを世界最大の民主主義のひとつと表現しましたが、複数の人権団体はインドネシア軍による西パプアにおける進行中の抑圧と、宗教的少数派と女性の権利を制限する差別的法律を引き合いに出して、別のインドネシア像を描いています。インドネシアは、100万人以上を死亡させた1965年のインドネシア大虐殺事件の50周年をめぐる、いかなる議論も口封じしようとしていることでも非難されています。ヒューマン・ライツ・ウォッチのジョン・シフトンと、数十年にわたりインドネシアを取材しているジャーナリストのアラン・ネアンに話を聞きます。

  • インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は、大規模な森林火災で同国の大部分とマレーシアとシンガポールの一部が煙霧と有毒ガスで覆われていることを受け、米国訪問を途中で切り上げることを決めました。この火災の多くは、パーム油と製紙産業のプランテーションのための土地開墾を目的に、不法に野焼きをしたことが原因です。この火災は21世紀最大の環境犯罪のひとつといわれています。「世界資源研究所」(the World Resource Institute)によると、この火災は9月以来、米国全体の経済を上回る量の二酸化炭素を排出しています。

  • グアテマラでは10月25日、投票率が有権者の半数を割った大統領選で、右派寄りの元TVコメディアンで政治経験のないジミー・モラレスが勝利しました。モラレスの得票率は67%で、対抗馬である元大統領夫人サンドラ・トレスの得票率の2倍以上でした。今回の大統領選は、9月に民衆による大規模な抗議行動によって、当時のオットー・ペレス・モリーナ大統領が辞職に追い込まれたことを受けておこなわれました。ペレス・モリーナは現在、汚職罪で投獄されています。大統領に選ばれたジミー・モラレスは、長年続いた寸劇コメディショーで主役を務めたことで有名です。このショーはしばしば、一部から同性愛嫌悪で性差別的と批判される卑猥な寸劇を披露してきました。教師が授業に出席することを保証するために教師にGPSトラッカーを付けるといった奇抜な提案のいくつかを明らかにした以外、モラレスの政治方針はほとんど知られていません。グアテマラ市からジャーナリストで活動家のアラン・ネアンに話を聞きます。

  • 大統領候補者たちが経済政策をめぐり舌戦を繰り広げ、米議会では環太平洋パートナーシップ協定(TPP)が議論されていますが、米国を代表する経済学者の1人は米経済の包括的な見直しを求めています。ノーべル賞受賞経済学者でコロンビア大学教授のジョセフ・スティグリッツは新著Rewriting the Rules of the American Economy: An Agenda for Growth and Shared Prosperity(『米国経済の規則の書き換え:成長と共栄のための課題』)を出版したばかりです。

  • ノーベル賞受賞歴のある経済学者でコロンビア大学教授のジョセフ・スティグリッツが、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の危険性について警告します。「我々は、二酸化炭素の排出を制限する規制が必要になることはわかっています」と、スティグリッツは言います。「しかし、TPPの条項によって、企業は米国政府も含めて政府を訴えることができるようににります。TPPに参加する全ての政府を、地球温暖化につながる二酸化炭素輩出を制限する規制の結果としての利益の損失で訴えることができるのです」。

  • ミシシッピ大学では10月26日早朝、3人の大学警備員が南部連合軍の旗印が付いた州旗をオックスフォードにある同大学キャンパスの敷地から撤去しました。これは、学生自治会が州旗の撤去を可決したことを受けて行われました。今回の件は、4ヶ月前に白人至上主義者がサウス・カロライナ州のチャールストンで9人のアフリカ系米国人を殺害して以来起きている、南部連合の旗印の掲揚を公共の場からなくそうという動きの最も最近のものとなります。ミシシッピ大学の学部生で、全米黒人地位向上協会(NAACP)の同校支部の秘書であるドミニク・スコットから話を聞きます。

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