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2015年9月3日(木)

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  • 大規模な民衆蜂起の後、グアテマラのオットー・ペレス・モリナ大統領がついに辞職しました。辞職は大統領に対して司法長官が発付した逮捕状を、判事が承認した数時間後に発表されました。これに先立ち、グアテマラ議会は世論の声を受けて、大統領の不逮捕特権の剥奪を満場一致で可決していました。検察当局は、ペレス・モリナ元大統領を違法な癒着、賄賂受け取りおよび通関詐欺の罪に問う予定だと発表しています。セルマ・アルダナ検事総長によれば、ペレス・モリナ元大統領はまた、マネーロンダリング容疑でも捜査されているため資産が凍結される可能性もあるということです。ペレス・モリナ政権の元副大統領および、その他の政府関係者も同様の罪に問われています。ジョージ・ポルク賞に輝くジャーナリスト、アラン・ネアンにグアテマラシティより話を聞きます。

  • 米最高裁の判決を拒み、同性カップルへの結婚許可証発行を拒否するケンタッキー州の郡書記官が、9月3日、連邦地裁に出廷し、彼女が法廷屈辱罪に問われるべきではないと主張する予定です。米国最高裁は6月、全米で同性婚を合法とする判決を出しましたが、ケンタッキー州ローワン郡のキム・デイビス書記官はこの判決に従わず、全ての結婚許可証の発効を停止しました。8月31日、最高裁はデイビス書記官の「道義心に対する庇護」を求める上訴を退けました。翌日、同性カップルがデイビス書記官の担当部署を訪れました。ネットで拡散されたビデオには、デイビス書記官に対し、同性結婚許可証発行拒否をする理由を面と向かって問いただすデイビット・ムーアの姿が映されています。ムーアとパートナーのデイビット・エルモルトは、デイビス書記官とその担当部署のスタッフによって、3度結婚許可証の発効を拒否されました。本日はデイビット・ムーアとケンタッキー州全土でLGBTの権利擁護運動を行う「フェアネス・キャンペーン」(Fairness Campaign)理事長クリス・ハートマン、そして弁護士のジョン・ダンマンにも話を聞きます。ダンマンは、何件かのケンタッキー州の結婚裁判の原告と申立人の弁護士ですが、彼らの訴訟事例を一元化して最高裁で争い、事実上、全米での婚姻権利の平等を勝ち取った弁護士です。

  • 拷問について政府関係者の責任を問う動きがある中で、カナダは、カナダ人技術者マヘール・アラールを拷問したとして、シリア軍のジョージ・サロウム大佐をカ告訴しました。2002年、アラールはJFK空港での乗り継ぎ中に米当局により拉致された後、祖国のシリアに送られ、そこで地下監房で拷問を受け尋問されました。アラールの拘束は一年近くに渡りました。カナダが、外国政府関係者が海外で行った行為に対し、拷問の罪で刑事責任を問うのはこれが初めてです。カナダがアラールの事件で外国政府関係者を拷問罪で起訴したことで、これからも同様の告訴が行われる可能性がでてきました。この外国関係者には米政府関係者も含まれます。2007年、アラールはカナダ政府から1000万ドルの和解金を受け取りました。米国は未だアラールに謝罪していません。マヘール・アラールの妻モニア・マージーと、アムネスティ・インターナショナル・カナダ事務局長のアレックス・ニーヴに話を聞きます。

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