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2015年4月14日(火)

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  • ラテンアメリカで最も高く評価された作家の一人であるエドゥアルド・ガレアーノが4月13日、ウルグアイのモンテビデオで74歳で亡くなりました。ウルグアイ人の小説家でジャーナリストであるガレアーノの名前は、ベネズエラのウゴ・チャべス大統領がオバマ大統領に彼の古典的作品『収奪された大地―ラテンアメリカ五百年』を1冊寄贈したときに大きく報道されました。チリ、アルゼンチン、そして彼の母国であるウルグアイの軍事政権によって発禁とされたにもかかわらず、『収奪された大地』は1971年に出版されて以来世界中で100万冊以上を売り上げました。クーデターによって軍事政権となったウルグアイから亡命したガレアーノは、その間に南北アメリカの5世紀の歴史を書き直した古典的三部作『火の記憶』の執筆に取りかかりました。彼の著作には他に、『スタジアムの神と悪魔―サッカー外伝 』、Upside Down(『アップサイドダウン』、 The Book of Embraces(『受け入れることについての本』)、We Say No(『我々はノーと言う』) Voices of Time(『時代の声』)、 Mirrors(『鏡』) "Children of the Days: A Calendar of Human History (『時代の子供たち:人類史のカレンダー』)などがあります。ガレアーノは、「文化の自由のためのラナン賞」(Lannan Prize for Cultural Freedom)、「カサ・デ・ラス・アメリカス賞」(Casa de las Américas Prize)など数々の国際的な賞を受賞し、南米南部共同市場(メルコスール:ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイからなる共同市場)で最初の「偉大な市民」(Distinguished Citizen)に選ばれました。ガレアーノの人生を振り返り、2009年と2013年のデモクラシー・ナウ!での彼のインタビューを放送します。

  • 4月第2週、サウスカロライナ州とオクラホマ州で撮影された、武器を持たないアフリカ系米国人を警察が殺害した映像によって、致命的な狙撃をした警官らが告発されました。一方、カリフォルニアでは、追跡の末に砂漠にうつぶせに倒れている容疑者を警官らが蹴ったり殴ったりしているところを報道機関のヘリコプターが撮影し、その結果同副保安官ら10人が停職処分となっています。ビデオの映像は、米国のあらゆるところで警察の暴力の責任を彼らに取らせる決め手となっていますが、番組ではアメリカ自由人権協会(ACLU)の「言論、プライバシーとテクノロジープロジェクト」(Speech, Privacy and Technology Project)のシニア政策アナリストであるジェイ・スタンレーに話を聞きます。彼はACLUのためにKnow Your Rights(『あなたの権利を知ろう』)とそれに付随する記事You Have Every Right to Photograph That Cop(『あなたにはその警官を撮影する当然の権利がある』)を執筆しました。

  • 警察による武器を持たないアフリカ系米国人の新たな殺害を受けて、「黒人の命も大切」という声が全米中で広がり続けています。サウスカロライナ州では4月第2週末、交通違反の取締り中に逃げ、警官マイケル・スレーガーによって背後から射殺された黒人ウォルター・スコットの葬儀がノース・チャールストンで行われました。通行人によって撮影された同事件の映像は、スレーガーに対する警察の当初の擁護を撤回させ、殺人での告発と警察隊からの解雇に結びつきました。一方、オクラホマ州の検察官らは、タルサで武器を持たないアフリカ系米国人を射殺した予備警官を第二級過失致死で訴追しました。白人のロバート・ベイツはスタンガンの代わりに誤って拳銃を使ってしまい、被害者のエリック・ハリスを死亡させたと述べています。「黒人の命も大切 チャールストン支部」(Black Lives Matter Charleston)のオーガナイザーであるムーディン・ドゥバハにサウスカロライナから話を聞きます。

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