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2015年4月10日(金)

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  • 獄中の元ブラック・パンサー党員ムミア・アブ=ジャマールが刑務所の診療施設から、サウスカロライナ州起きた警官によるウォルター・スコット殺害事件を非難しました。マハノイにあるペンシルバニア州矯正施設(SCI)に収容されているアブ=ジャマールは、重病のため付属診療所に入院中ですが、囚人仲間が運び込んでくれたテレビでこの事件の報道を見て、病床から起き上がり、コメンタリーを撮影しました。本日は、アブ=ジャマールの『プリズン・ラジオ』コメンタリーの一部を独占放送します。職務質問中にスコットを射殺した警官のマイケル・スレーガーは、今は解雇されています。、「彼はチンピラか?餌食を求める野獣か?それともヒューイ・P・ニュートンがいう『豚野郎』なのか?」とアブ=ジャマールは問いかけます。アブ=ジャマールの支持者らによると、彼は糖尿病性機能障害で病院に搬送されてから、病状は重いままです。本日は、彼が糖尿病の専門医に診てもらえることを要求する全国統一行動の日で、10都市で抗議行動が行われまです。アブ=ジャマールは、1981年のフィラデルフィアの警察官ダニエル・フォルクナー殺害の罪で服役中ですが、ずっと無罪を主張し続けています。アムネスティ・インターナショナルは、彼が公正な裁判の機会を奪われてきたと判断しています。

  • デモクラシー・ナウ!共同ホストのフアン・ゴンザレスは、ウォーター・スコット殺害のビデオが、クリーブランドのタミール・ライス事件やニューヨークのエリック・ガーナー事件のような他の警官発砲事件の現場をとらえた動画の繰り返しであると指摘します。「撃たれた人がそのまま放置され、応急手当さえ受けられない様子を人々が見ているというのに、なぜ『黒人の命は大切」』(Black Lives Matter)運動が拡大し、急速に全国各地に広がったのか不思議がっているようじゃねえ」とゴンザレスは指摘します。このことについてゴンザレスは『ニューヨーク・デイリー・ニュース』に"When Will the Killings of Black Males by Cops Cease?"(「警官による黒人男性殺害はいつ終わる?」)と題した新たなコラムを執筆しています。

  • オバマ大統領はパナマに到着し、米州サミットにカナダ、中米、南米、カリブ諸国、そして今回初参加のキューバの首脳たちと共に出席します。オバマ大統領は9日、国務省がテロ支援国家指定リストからキューバを外すか否かの見直し作業を終了したと発表しました。この動きで双方が大使館を再開し、12月に発表された国交正常化に向けての歴史的な動きをさらに進めることが可能になりました。その一方で米国は、このサミットで別の問題に直面しています。キューバの友好同盟国であるベネズエラに対し最近オバマ大統領が発動した制裁措置をめぐる緊張です。3月にオバマ大統領が署名した大統領命令は、人権侵害と汚職の疑いを理由にベネズエラ高官に対する制裁措置を発動しています。今週になって米国は、ベネズエラをもはや国家安全保障の脅威だとは考えていないと発表しました。米州サミットでは他にも貿易、安全保障、移民についても話し合われることが予想されています。本日は、Venezuela: What Everyone Needs to Know(『ベネズエラ:みんなが知るべきこと』)の著者でポモナ大学のラテンアメリカ史を教えるミゲル・ティンカー・サラス教授と、経済政策研究センターの共同主任でジャスト・フォーリン・ポリシー代表のマーク・ウェイスブロットに話を聞きます。ウェイブスロットは"Obama Could Face Disastrous Summit Due to Venezuela Sanctions"(「ベネズエラ制裁で悲惨なサミットに直面するだろう」)という記事を『ザ・ヒル』紙に載せています。

  • 米州サミットの開幕にあわせて、米国拠点の団体や大学の職員らがオバマ大統領に宛てて、メキシコのゲレーロ州で半年以上前から行方不明になっている学生43名についての対応を尋ねる書簡に署名しました。この書簡は、オバマ政権がベネズエラには制裁を与えているにもかかわらず、学生が行方不明になっているメキシコとはなぜ正常な関係を維持しているのかと尋ねています。メキシコの捜査当局は、学生43名は死亡したと発表しています。それによれば、イグアラ市長の指示で地元の警察が学生たちを襲撃し、麻薬ギャングの一味に身柄を引き渡し、学生たちは殺害され焼却場で遺体を燃やされたとされています。しかし今のところ、43人のうち遺体が確認できたのは1人のみです。報道は、これに連邦当局が関わっていると指摘しています。本日は、ニューヨーク在住で行方不明になった学生の親戚2人に話を聞きます。行方不明になった学生ホルヘ・アントニオの父親であるアントニオ・ティサパ・レジデーニョと、学生ヒスース・ヨバニ・ロドリゲス・トラテンパのいとこのアマド・トラテンパに話を聞きます。「メリダ計画を支持するのをやめるようオバマ大統領に伝えたい。なぜなら、麻薬撲滅戦争を支援するために米国が供与する武器は、実際にはメキシコの学生抹殺に使われているのです」とティサパは言います。

  • 新たなスクープで、NY同時多発テロが発生する何年も前から米国政府が密かに何十億件もの米国の通話記録を収集していたことが暴露されました。USAトゥデイによると、司法省と麻薬取締局は116カ国に上る国々の通信記録を麻薬密売に関わっているとみなして収集していました。このプログラムはジョージ・H・W・ブッシュ大統領の下で1992年に開始されました。息子のジョージ・W・ブッシュ大統領が2001年に国家安全保障局(NSA)に米国内の通話記録を収集する権限を与える9年も前の話です。このプログラムが後にNSAの国民監視体制の青写真となりました。本日は、USAトゥデイの調査報道記者でこの話をすっぱ抜いたブラッド・ヒースに話を聞きます。

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