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2015年3月31日(火)

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  • スイスのローザンヌで行われているイランの核問題をめぐる協議で、交渉参加者らは、6月の包括合意を目指す新段階への交渉継続を行うのに十分な進展が見られたとする、共同声明を発表する予定です。協議の詳細は公表されていません。米国は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の働きかけに後押しされた議会の反対を回避するため、3月31日という暫定合意の期限付けを強行しました。米議会は、もし交渉団が暫定合意に達しなければ追加制裁を課すと明言し、上院は議会に最終決定権を与える手段を講じる予定です。「イラン系アメリカ人評議会」(National Iranian American Council)の設立者兼代表で、交渉協議を密着取材しているトリタ・パーシに、ローザンヌから最新情報を聞きます。

  • イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相によるイランの核取引反対活動とあからさまな「二国共存論」否定をめぐって米国とイスラエルの間で対立が高まっていることについて、元上院議員でオバマ大統領の下で米国中東和平担当特使を務めたジョージ・ミッチェルに話を聞きます。3月第4週、イスラエルの諜報機関が、イランの核協議についての諜報情報を米議会の共和党員らに提供していたことが明らかになりました。オバマと他の高官らは、ネタニヤフがパレスチナ国家樹立を認めないと明言したことを受け、イスラエル-パレチナ問題への姿勢を見直すことを表明しました。米当局者らは、国連安全保障理事会での反イスラエル的な決議案に対する拒否権を発動しないことも含めた手段を講じる可能性を示唆しました。この米国の新たな姿勢は、数週間後にフランスが国連安全保障理事会での発議を予定している、イスラエルとパレスチナの和平交渉促進決議案についての協議において初めて試される可能性があります。ミッチェルは2009年から2011年までの間に中東会談で米国を代表しました。彼は以前に、ビル・クリントン大統領の下で北アイルランド特使を務め、1998年のベルファスト合意の仲介を助けました。

  • カスピ海の石油産出地域における汚職と収賄を暴露して投獄され、内部告発者と見なされているフレデリック・”リック”・バークの事件について検証します。バークは高級ハンドバッグ会社のドゥーニー&バークを創立したことで知られ、癌の新治療のための事業に財産を投資した慈善家でもあります。彼は1990年代半ばに、チェコ国籍で、アゼルバイジャンの国営石油会社ソカー(SOCAR)の買収のための投資家を募っていたビクター・コゼニーと名乗る男と知り合いました。真剣な投資家たちがこの機会を吟味し、同社に巨額の資金をつぎ込みました。その中には本日のゲストである元上院多数党院内総務のジョージ・ミッチェルや、コロンビア大学の投資ファンド、保険大手のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)、伝説的なヘッジファンドマネージャーで、ゴールドマン・サックスで長年重役を務めるリー・クーパーマンもいました。しかし投資は失敗し、コゼニーは残りの資金を持って失踪しました。コゼニーは罰せられなかったにも関わらず、バークは最近まで投獄されていました。バークの潔白は証明されるべきかと問われたミッチェルは「彼は元々有罪にされるべきではなかった」と答えました。

  • インディアナ州のマイク・ペンス知事が、事業主が「宗教の自由」の名のもとにLGBT(性的少数者)へのサービスを拒否することを許可することで差別を認めることになりうる新たな法律を制定したことを受け、同州に対するボイコットと激しい非難が起きています。コネチカット州はこの法案をめぐってインディアナ州を公式にボイコットする最初の州となり、現在サンフランシスコ市とシアトル市も市の予算による同州への旅行を禁じています。アンジーズリスト社とイーライリリー社のトップを含む9人の最高経営責任者らは、インディアナ州当局に対し、同法が差別を認めたり促進するものでないことを保証する「行動を直ちに取る」ことを求める手紙を書きました。インディアナポリスでは3 月28日、ペンスの退任を求めて数千人がデモ行進しました。法に反対する活動家らはボイコットを求め、全米プロバスケット協会(NBA)の元スター選手チャールズ・バークレーなど一部の人々は、近々行われる全米大学バスケットボールの4強大会を同州から移すことを求めています。同法の支援者らは、他の19の州にも似たような法律があり、インディアナ州は不当な批判を受けていると言います。ペンスは彼の新法の「意図をはっきりさせる」新たな対策を取るつもりと述べましたが、LGBTの保護は「私の課題ではない」とも付け加えました。アメリカ自由人権協会の権利擁護と政策顧問であるユーニス・ローに話を聞きます。

  • 投獄されているジャーナリストで元ブラックパンサーのムミア・アブ=ジャマールは、家族や友人、弁護士らに知らせることなく、医療緊急事態で刑務所から出され、ペンシルベニア州ポッツビルのスクールキル病院の集中治療室に移されました。刑務所の当局者らは彼の支援者らに、彼は糖尿病性機能障害を起こしていると話しました。最初にアブ=ジャマールが入院したことを知った、長年の友人ヨハンナ・フェルナンデスから話を聞きます。彼女は3月30日の朝、刑務所に面会に行き、アブ=ジャマールは集中治療室にいると知らされました。フェルナンデスはニューヨーク市立大学バルーク校の歴史学教授で、「ムミアを連れ戻そう」(Bring Mumia Home)運動のコーディネーターの一人でもあります。

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