スイスのローザンヌで行われているイランの核問題をめぐる協議で、交渉参加者らは、6月の包括合意を目指す新段階への交渉継続を行うのに十分な進展が見られたとする、共同声明を発表する予定です。協議の詳細は公表されていません。米国は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の働きかけに後押しされた議会の反対を回避するため、3月31日という暫定合意の期限付けを強行しました。米議会は、もし交渉団が暫定合意に達しなければ追加制裁を課すと明言し、上院は議会に最終決定権を与える手段を講じる予定です。「イラン系アメリカ人評議会」(National Iranian American Council)の設立者兼代表で、交渉協議を密着取材しているトリタ・パーシに、ローザンヌから最新情報を聞きます。
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