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2015年1月28日(水)

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  • テネシー州の陪審は、学生寮内で意識のない女子学生を強姦した元バンダービルト大学のフットボール選手に有罪判決を下しました。本日は全米の大学構内で起こる性的暴力を追った画期的な新ドキュメンタリー映画を紹介します。この判決の被告、ブランドン・バンデンバーグとコーリー・ベイティーは、加重強姦を含む合計16の重罪に当たる犯罪で有罪判決を受け、数十年服役する可能性があります。他2名の元バンダービルト大学フットボール選手、ブランドン・バンクスとジャボリアン・マッケンジーも強姦罪で起訴されており裁判を待っています。 しかし、この裁判のように性的暴行の加害者である学生が有罪となり罰せられるのは、実は珍しいことなのです。サンダンス映画祭で初公開されたドキュメンタリーThe Hunting Ground(『ザ・ハンティング・グランド』)は、米国内の大学がいかに性的暴行を隠蔽し、性的暴行の常習犯から学生達を守ろうとしていないかを暴露しています。 この映画の監督であるカービー・ディックとプロデューサーのエイミー・ジーリングに話を聞きます。彼らの前作 The Invisible War(『見えない戦争』)は、軍隊にまん延する性暴力を扱った作品で、2012年にサンダンス映画祭で観衆賞を獲得し、アカデミー賞にもノミネートされました。

  • エイミー・グッドマンがカリフォルニア州選出の民主党上院議員バーバラ・ボクサーにインタビューします。ボクサー議員は大学および軍隊が性的暴行への態度を変えることを主張するリーダー的存在です。彼女は構内での性的暴行の被害者に擁護者を提供することを大学に義務づける法案をを提出しました。その法案について、また2016年の議員退職予定と、なぜ彼女が「イスラム国」に対するオバマ大統領の軍事行動を支持するかについて話を聞きます。「戦争は最後の手段であり決して最初の手段ではありません」とボクサーは述べます。「私は戦争することや戦闘部隊を送ることを支持しません。オバマ大統領の計画はそうではなく、テロ集団と戦う人々を支援するものです」といいます。

  • 独裁者ホスニ・ムバラクを失脚させたエジプトの2011年蜂起の記念日に、同国では少なくとも18人の抗議者が殺害され、軍人アブドルファッターフ・アッ=シーシー大統領が権力を握ってから最も血の流れたデモとなりました。インターネット上のバイラル・ビデオでは、タハリール広場付近で行われた24日の抗議の中で、社会主義国民同盟党(Socialist Popular Alliance Party)の主要メンバー、シャイマ・アル=サバーが銃殺された様子も映し出されています。「全ての社会的変化と同様、エジプトでも地域全体での民主主義への闘争は続きます」と、映画『ザ・スクエア(The Square)』のプロデューサー、カリム・アマーは言います。このドキュメンタリーは2011年にタハリール広場で始まったエジプト革命を記録したもので、2014年のアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされました。「私達に希望を与えてくれるのは、『ザ・スクエア』で皆さんが見たのと変わらぬ大規模な若者たちの集団です。彼らはこれからも抗議し続けます」と彼は言います。また、『ザ・スクエア』の監督であるジハーン・ヌージャイムに、その映画のアシスタント・プロデューサーを勤め、現在エジプトで投獄されているサナ・エル=セイフについても話を聞きます。

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