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2015年1月8日(木)

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  • 風刺新聞「シャルリー・エブド」(Charlie Hebdo)の事務所が銃撃され死者が出た事件で、フランスは喪に服しています。銃撃の容疑者、フランス生まれのアルジェリア系兄弟2人を追う、大規模な捜索が現在行われています。「シャルリー・エブド」紙は2011年、様々に議論された預言者ムハンマドの風刺マンガを掲載したのち、脅迫を受け火炎瓶で襲撃されました。今回のパリの襲撃について2人のゲストに議論してもらいます。オックスフォード大学の現代イスラム学(Contemporary Islamic studies)教授で、ヨーロッパで最も著名なムスリム知識人の一人であるタリク・ラマダンと、国際的抗議を巻きおこしたデンマークの預言者ムハンマドの風刺画を、2006年、米国の刊行物としてははじめて再掲載したハーパー誌発行人ジョン・R・マッカーサーです。

  • パリの「シャルリー・エブド」(Charlie Hebdo)紙銃撃事件の検証の続きとして、同紙の背景と、様々に議論されてきた同紙の風刺の歴史を検証しましょう。2人のゲストをお招きしました。まずは、著名な米国の漫画家で、編集者でもあり、コミックを広めるために運動してきたアート・スピーゲルマンです。彼のピュリッツァー賞受賞作Maus(『マウス』)は、これまでで最も重要なグラフィックノベルであると同時に、ナチのホロコーストについての書かれたものの中で最も影響力を持つと考えられています。もうひとりはオックスフォード大学の現代イスラム学(Contemporary Islamic studies)教授で、ヨーロッパで最も著名なムスリム知識人の一人であるタリク・ラマダンです。

  • パリの「シャルリー・エブド」(Charlie Hebdo)紙銃撃事件について、レバノン系フランス人の学者で、ロンドン大学の東洋アフリカ学院(School of Oriental and African Studies)教授ジルベール・アシュカルに話を聞きます。「今回のことはその背景に即して考える必要があります」とアシュカルは言います。「欧米の干渉、中東での欧米の活動が今回の事件の土壌を作ってきました。私はかつてそれを野蛮の衝突と呼びました。欧米による干渉はその野蛮の最たるものなのです。」さらに、アシュカルは彼が、「最も狂信的で、最も保守的なイスラム解釈のイデオロギーの出どころ」と呼ぶサウジ・アラビアと米国の関係についても議論します。

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