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2014年10月13日(月)

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  • 武器を持っていない黒人の青年マイケル・ブラウンが殺害されてから2か月、ミズーリ州ファーガソンでの抗議行動参加者は州兵などによる弾圧に立ち向かい、青年を射殺した警察官ダレン・ウィルソンの逮捕を求めて路上に繰り出してきました。彼らの運動によりファーガソンは、警官の残忍さと人種偏見に対する運動の中心地となりました。デモクラシー・ナウ!はこの週末、何千人もの人がセントルイスに集まり、ブラウン殺害事件への正義と全国の警察業務改革を呼びかけた4日間の行動「ファーガソン・オクトーバー」の現場へ行きました。「私たちが知っている人たちや愛している人たちは、法を犯した際に説明責任を負います。だから法を犯したのであればその人は、仮に我々が支払った青いボタンアップシャツを着ていたとしても、説明責任を負うべきでしょう」と、活動家でドラマ『グレイズ・アナトミー』のスター俳優のジェシー・ウィリアムズは話します。また、セントルイスの住民や、全国各地からファーガソンへ来た抗議行動参加者にも話を聞きます。「ここにいる人はみんな、傷つけられ、殺害され、逮捕され、あるいは強制退去された親族や誰かの代表としてここにいるんです」とシカゴ労働協働のリチャード・ウォレスは話します。この週末には、18歳のアフリカ系アメリカ人のボンデリット・マイヤーズに警官が発砲して死なせた先週の事件を受けてデモが続いていたセントルイスのショー地区のガソリンスタンドで座り込みを行っていた17人が逮捕されました。警察は、マイヤーズが警官に向かって発砲したと主張しており、現場から銃を回収したと発表しています。しかし彼の家族は、青年は武器を所持しておらず、数分前に購入したサンドイッチしか手に持っていなかったと主張しています。12日夜、マイヤーズの両親はセントルイス大学まで行進を率い、同大で息子のために4分間の黙とうの集会を行いました。ファーガソン・オクトーバー組織者によると、市民の非暴力・不服従行動をさらに計画しているとのことです。

  • 本日は、1492年にいわゆる「新世界」にクリストファー・コロンブスが到着したのを記念する連邦の祝日、 コロンブスデーです。ですがこの祝日は、ヨーロッパの植民地化や先住民の搾取、奴隷貿易のきっかけをつくった男を褒め称えているとして長い間、アメリカ先住民の人々の悲しみや怒りをかき立ててきました。シアトル市議会は6日、先住民族活動家を奨励するため、10月の第2月曜日を「先住民の日」として祝う決議を満場一致で採択し、コロンブスデーを祝わない他の多くの都市や州の仲間入りをしました。「我々は、探検家とよばれたヨーロッパ人によってアメリカ大陸で起こされた植民地化と支配という絶対的な恐怖を認識していることを確認しようとしている。コロンブスはその主たる扇動者の一人だった」と先住民の日を記念する決議の起草者の一人である社会主義者のシアトル市議会議員、クシャマ・サワントは述べます。彼女は社会的・経済的正義活動家の全国組織ソーシャリスト・オルタナティブの一員です。

  • 社会主義者のシアトル市議会議員、クシャマ・サワントにパキスタンの教育活動家で社会主義支持を表明しているマララ・ユスフザイのノーベル平和賞受賞決定について聞きました。2012年、銃を所持したタリバンの男がスクールバスに乗り込み、ユスフザイは頭部を銃撃されましたが、彼女は生き延び、女の子が学校へ行く権利を求める運動を継続しています。ユスフザイは英イングランドで療養中の傍ら、パキスタンのラホールで開かれた同国のマルクス主義者の会合に「社会主義が唯一の答えだと思っており、この戦いを勝利の結末に導くよう全ての同志に呼びかけます。これのみが私たちを偏狭と搾取から解き放つのです」とのメッセージを送りました。「彼女は当を得ていると思う。西洋の残忍な帝国主義の標的になり続けているあらゆる場所にとって…これらのありとあらゆるものに対する解決策はどこにあるのでしょうか。唯一の解決方法は資本主義を拒否するということに基づいているものなのかもしれません」とサワントは話します。サワントはユスフザイと共にノーベル平和賞を受賞した児童労働問題をめぐって活動してきたインドの子どもの権利活動家、カイラシュ・サティアティについてもコメントをしています。

  • チップによる収入を当てにする飲食店業務に従事する女性の90%が、職場でのセクハラを経験したことがあると、新たな報告書が結論づけました。チップを受け取る仕事についている人の70%以上が女性であり、特に飲食店に勤務している女性は、チップを受け取る労働者の連邦最低賃金である時給2.13ドルで働いている多くの州で、ハラスメントに特にぜい弱です。現在、チップを受け取る業務にも通常の労働者と同じ最低賃金の適用を命じている州は、わずか7州のみです。新たな報告書The Glass Floor: Sexual Harassment in the Restaurant Industry(「ガラスの床 飲食店業界のセクハラ」)を発表したレストラン・オポチュニティー・センター連合の共同創設者で共同責任者のサル・ジャヤラマンに話を聞きます。ジャヤラマンはカリフォルニア大学バークレー校の食の労働研究所のセンター長であり、Behind the Kitchen Door(『キッチン扉の奥で』)の著者でもあります。また、飲食店勤務のアシュリー・オゴゴーと元ウェイトレスで、賞受賞経験もある劇作家でThe Vagina Monologues(『ヴァギナ・モノローグ』)の著者イヴ・エンスラーにも話を聞きます。彼女は女性に対する暴力を抑止する世界的運動のVデーと、今年で3年目になる「ワン・ビリオン・ライジング」運動の立ち上げに協力しました。

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