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2014年10月10日(金)

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  • パキスタンの教育アクティビストのマララ・ユスフザイと、子供の権利を求めて活動するインドのアクティビスト カイラシュ・サティアティの二人が共同でノーベル平和賞受賞者に選ばれました。17歳のユスフザイは史上最年少のノーベル賞受賞者です。ユスフザイは、2012年にスクールバスに乗り込んで来たタリバン戦闘員に頭部を銃撃されましたが、一命を取りとめ、女子が学校教育を受ける権利を求める闘いを続けました。60歳のサティアティは、長年にわたり、児童奴隷と児童労働者の搾取に反対する国際的な運動で指導的役割を果たしてきました。ノーベル賞委員会は、声明文の中で「ヒンドゥ教徒とムスリム、インド人とパキスタン人が教育を擁護し過激な動きに反対する共通の闘いに参加していることの重要性を考慮した」と述べました。2013年7月12日の16歳の誕生日に、ユスフザイは国連に出席し、手術後初のスピーチを行ない、女子教育を求める自分の声を沈黙させようとするタリバンの努力に屈することはないと述べました。このイベントを期に、国連は、7月12日を「マララ・デー」と名付けました。番組では、その時の演説の一部を放送します。「無学、貧困、テロリズムに反対し、栄えある闘いを始めましょう。本とペンを手に取りましょう。それ以上に強力な武器はありません。1人の子供、1人の教師、1冊の本、1本のペンが世界を変える。教育が唯一の解決策なのです」とユスフザイは、訴えています。

  • ミズーリ州セントルイスで、武器を保持していないティーンエージャーを警察が射殺した事件に抗議するデモは、2日目の夜を迎えました。一方、週末には、2カ月前に近郊のファーガソンで起きた警察によるマイケル・ブラウンの殺害に対する全国的な行動が予定されています。このイベントの主催者たちは、ブラウンの家族に参加を呼びかけています。このイベントには、大衆のデモと市民的不服従行動が計画されており、コーネル・ウェストと俳優のハリー・ベラフォンテも出席の予定です。地元の活動家たちも参加します。地元の活動家たちは、マイケル・ブラウンを殺害した警官 ダレン・ウィルソンの逮捕、事件担当として特別検察官を任命すること、ファーガソン警察署長 トーマス・ジャクソンの解雇を要求しています。事件当初から抗議に関わってきたオーガナイザー3人に話を聞きます。テフ・ポーは、セントルイスのラッパーで活動家です。トーリー・ラッセルは、ハンズ・アップ・ユナイテッド(Hands Up United)のオーガナイザーの一人です。アシュリー・イエイツは、ミレニアル・アクティビスト・ユナイテッド(Millennial Activists United)のオーガナイザーです。「体制に向けたメッセージは、我々はやめない。何度でも戻ってくるということだ」とポーは言います。

  • ミシガン州デトロイトから放送しています。この「五大湖の州」は、米国で最も長い淡水の沿岸線をもつ州のひとつです。ところが州民たちは、水を手頃な値段で使えなくなるのではないかという懸念を募らせています。デトロイト市の破算を監督する判事の一人が最近、市当局は水道料金を滞納する住民への水道供給停止を継続して良いという裁決を下したからです。この裁決に先立ち、判事は水へのアクセスは「強制力のある権利」ではないとの判断を示していました。市は数カ月前に数千戸に対する水道サービスの停止を開始し、住民や国連からの抗議を引き起こしました。報道によれば現在、デトロイトでは1日に350から400件の水道サービス停止が実施されています。同市の貧困率は約4割にのぼりますが、過去10年間で水道料金は119%、値上がりしました。住民の大半は、アフリカ系アメリカ人で、水道遮断の影響を被る人たちの3分の2は、子供のいる家族です。水道を使えなくなった住民の弁護団の主任 アリス・ジェニングスに話を聞きます。「ここで起こっているのは、人道的危機以外の何ものでもありません。トラックが軍隊式に町並みの片方の端から作業を始め、もう一方jの端まで来た時には、住宅の半分が水道サービスを遮断されているのです」とジェニングスは語ります。

  • ミシガン州デトロイトからの放送です。グレース・リー・ボッグズの近況をお届けします。デトロイト在の99歳のアクティビストで著作家、哲学者で、米国における正義を求める闘いの伝説的人物とみなされています。ボッグズは、生涯を通して、公民権、女性の権利、労働者の権利など、20世紀の主要な社会運動のすべてに参加し、何世代にもわたり地元のアクティビストに影響を与えてきました。1994年には、「人種と世代を超えた共同体」であるデトロイト・サマー(Detroit Summer)を共同で創設しました。デトロイト・サマーは、活動家の訓練の場として機能し、毎年全米各地から若者をひきつけています。ボッグズは、先月、転倒して以来、ほとんど寝たきり状態になり、デトロイトの自宅でホスピスケアを受けています。最近、自分のウェブサイトに「長い旅路が終わろうとしています。第2次大戦の開始と共に70年前に始まった旅路です」というステートメントを投稿しました。 番組では2011年に行ったボッグズとのインタビューの一部を放送し、長年の友人で、現在、ボッグズのケアにあたっている2人の友人の1人であるアリス・ジェニングスに話を聞きます。

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