« 前  

2014年4月8日(火)

  次 »
  • 米国では貧富の格差が1928年以来最高になり、金融業界のボーナスは2008年の金融前の水準に達しています。米政府と金融業界の知られざる癒着の100年の歴史を検証します。新著All the Presidents’ Bankers: The Hidden Alliances That Drive American Power(『大統領の銀行家たち:米国の権力を動かす影の同盟』)の中で、金融ジャーナリストのノミ・プリンスは、この100年間の米国の金融、外交、国内政策の形成に少数の銀行家たちがいかに重要な役目を果たしたかを検証しています。このような関係が連邦準備制度の導入、大恐慌への対応、国際通貨基金と世界銀行の設立といった歴史的な出来事にどのように影響を及ぼしたかを、プリンツは検証します。彼女は現在、公共政策団体「デモス」(Demos)の上級研究員ですが、以前はベアー・スターンズとゴールドマン・サックスで重役を務め、その前はリーマン・ブラザーズとチェース・マンハッタン銀行でアナリストをしていました。

  • バーモント州選出の民主党下院議員ピーター・ウェルチは、オバマ大統領に大統領予算案の中に、16の諜報機関それぞれのために要求する総額を含むことを義務づける超党派による法案を推進しています。国家安全保障局(NSA)の内部告発者エドワード・スノーデンによって暴露された文書をもとに、ワシントンポスト紙は、米国のいわゆる「闇予算」が530億ドルで、過去10年で54%上昇したことを明らかにしました。この文書はさらに、NSAが電話とインターネットの複数の企業の通信ネットワークに極秘にアクセスするために、こうした企業に1年間に何億ドルも支払っていることを明らかにしました。ウェルチは、「国家安全保障の下院監視委員会」(the House Oversight Subcommittee on National Security)のメンバーでワイミング州選出の共和党下院議員シンシア・ルミスと共に「諜報予算透明性確保法」(Intelligence Budget Transparency Act)を共同提案しています。「監督するには何であれその予算について知っておく必要があります」と、ウェルチは言います。

  • 最近、共和党の議員らは、米国の政府機関が気候変動について研究することを事実上やめさせる法案に投票しましたが、そのことについてバーモント州選出の民主党下院議員ピーター・ウェルチに意見を聞きます。この下院法案はアメリカ海洋大気庁(NOAA)とその関連機関に、悪天候の予報には取り組むが、それらの原因の可能性のひとつである気候変動についての検証は行わないよう求めています。この投票は、国連の最高気候変動パネルが、各国政府に対し、地球温暖化の悪化する影響への準備と、さらなる悪化を防ぐための排出ガス削減を求める報告書を発行した直後に行われました。「米連邦議会に科学は存在しないのです」と、ウェルチは言います。「我々は事実が存在しない場所にいます」。ウェルチから、さらに、製薬会社への税金ばらまきを廃止する彼の取り組み、米国内の原子力の将来、バーモント州および全米の地方の過疎地域をむしばんでいるヘロイン問題の拡大について話を聞きます。

  • 連邦判事は、イエメン国内で無人機攻撃によって3人の米国人を殺害したことに対して米政府を訴えた訴訟を却下しました。この訴訟では、サミール・カーン、イスラム聖職者アンワル・アウラキと彼の10代の息子アブダルラマンの家族が、非合法の殺害を行ったとして米政府の高官を訴えていました。しかし米国連邦地方裁判所の判事ロズマリー・コライヤーは4月4日、犠牲者らの憲法上の権利は侵害されていないと判決し、関与した米政府高官らの責任は問われないと述べました。「憲法上の権利センター」(the Center for Constitutional Rights)のシニア弁護士で、アンワル・アウラキのケースに取り組んでいる弁護士の一人であるマリア・ラフッドから話を聞きます。「裁判所は拷問や、無期限こう留といった事柄に関わることを放棄したのです。」と、ラフッドはいます。「我々は、アメリカ市民の殺害という事態に対し裁判所が最終的には憲法を遵守すると思ってました。」

Syndicate content