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2014年1月6日(月)

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  • ニューヨーク州は、大麻の使用規制の緩和を近日行う見通しです。アンドリュー・クオモ州知事が今週、州内の病院20か所で特定の患者に大麻を処方する許可を与える行政権限を行使する考えを発表するとされています。医療大麻に関する州知事の突然の反転は、薬物法の全国的な転換の動きの一環です。先週、世界で初めて州から認可された大麻販売店がコロラド州でオープンし、長い行列ができました。コロラド州では大麻所持と私的利用は去年から合法でしたが、今後は生産、販売も合法化されます。約36店舗が顧客への販売許可を取得しました。本日は、薬物政策同盟(Drug Policy Alliance)のNY政策事務所代表のガブリエル・セイグに話を聞きます。

  • 薬物法の規制緩和に向けた全米的な動きについて引き続き見ていく中で、神経精神薬理学者の草分け的存在のカール・ハート医師に話を聞きます。彼は心理学部と精神医学部で准教授を務め、アフリカ系アメリカ人で初めてコロンビア大学の科学分野で終身教授になった人物です。また、彼は薬物乱用に関する国の諮問委員会のメンバーでもあり、ニューヨーク州立精神医学研究所の薬物乱用部門で研究員も務めています。しかし、神聖なるアイビーリーグに入学するはるか昔、ハートはマイアミで最も危ない地域で育った経験から薬物使用の知識を既に得ていました。先日、彼はHigh Price: A Neuroscientist’s Journey of Self-Discovery That Challenges Everything You Know About Drugs and Society(『ハイプライス:薬物と社会についてあなたが知っている全てに挑戦する神経科学者の自己発見の旅』)というタイトルの回顧録を執筆。この本の中で彼は、彼がいかにして犯罪と麻薬の生活から逃れ、いまは研究対象となったコカインの中毒者にならないようにしてきたかという自己発見の旅を振り返っています。

  • シアトル市は、市議会議員に何世代ぶりにもなる社会主義者を選出しました。シアトル市議会への選出でクシャマ・サワントは、社会主義者として選挙で公職に就いた米国内の数少ない人物の1人となりました。サワントは経済学の教員であり、最低賃金を時給15ドルまで賃上げする運動を行った「ウォール街を占拠せよ」の元活動家です。「社会主義者として活動するにあたり大事なことは、ひとつには、大企業とそれらが代表するシステム、つまり資本主義制に代わるものへの可能性がはっきりと開かれていることを示すことです」 とサワントは語ります。 シアトルの新市長のエド・マレーは、市職員の最低賃金を時給15ドルまで引き上げる計画を発表しました。一方、シータック市は先日、多数の地元従業員の最低賃金を15ドルまで引き上げることを住民投票で決めました。裁判所が先月、この賃金引上げが同市最大の雇用先であるシアトル・タコマ国際空港の従業員には適応されないという判断を下したことで、投票には逆風が吹いていました。現在、この裁判所の判断には異議申し立てがなされています。市庁舎で本日行われるマレーとサワントの就任式には、過去最多の観衆が集まると予想されています。

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