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2013年12月24日(火)

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  • 新たな報道で、コロンビアで少なくとも20数名の反政府ゲリラ指導者の殺害を支援した米中央情報局(CIA)の極秘プログラムの存在が暴露されました。ワシントンポスト紙によると、同プログラムは国家安全保障局(NSA)からの支援に多くを頼り、数十億ドルの闇予算から資金供給されています。このプログラムはジョージ・W・ブッシュ前大統領政権下で始まり、オバマ大統領政権下でも続けられています。同プログラムは、GPS搭載の爆弾を使って反政府組織、コロンビア革命軍(FARC)の指導者らを標的にし組織を弱体化させました。CIAは2010年まで、爆弾にGPSデータを読み込ませる暗号化キーを管理していました。米国とコロンビアが2008年にFARCの指導者らがエクアドルに隠れていることをつきとめた事例があります。記事は、「空爆は、コロンビアの航空機を操縦するコロンビア人のパイロットが、CIAが制御する頭脳を搭載した米国製爆弾を使って、このFARCのキャンプを攻撃することを意味していた」と述べています。この攻撃で反政府組織の指導者は殺害され、コロンビアとエクアドル、ベネズエラ間の緊張状態の大きな再燃が起こりました。この攻撃に米国が関わっていたことは、これまで報道されることはありませんでした。今回の件を明らかにしたワシントンポスト紙の記者ダナ・プリーストから話を聞きます。プリーストはピュリツァー賞受賞の調査報道記者で、諜報活動と反テロリズムを専門にしています。

  • コロンビアで米中央情報局(CIA)の極秘プログラムが、少なくとも20数人の反政府組織の指導者の殺害に関与していたという衝撃的な新報告の報道を続けます。ホフストラ大学のラジオ・テレビ・映画学科の教授で学部長であり、「市民参加センター」(Center for Civic Engagement)の共同代表であるマリオ・ムリーリョから話を聞きます。ムリーリョはコロンビアについて幅広く取材しており、Colombia and the United States: War, Unrest, and Destabilization(『コロンビアと米国:戦争、混乱、不安定化』)という本の著者でもあります。

  • CIAの極秘プログラムが、コロンビアで少なくとも20数名の反政府ゲリラの指導者らの殺害に関与したことが明らかになりました。一方、元ゲリラ指導者のグスタボ・ペトロは、彼を首都ボゴタの市長という役から解こうという運動に直面しています。2013年12月のはじめに、コロンビアの監察長官が、ペトロの首都のゴミ収集サービスの管理に不手際があったとして、市長の辞任を求める発表をしました。しかし、ペトロの支持者らは、ペトロは「右派のクーデター」の被害者であると言い、彼を支援するため何万人もが街頭に繰り出しました。ペトロと彼の支持者らは現在、彼の解任が執行されることを食い止めようとしています。ボゴタから「コロンビア人権委員会」(Colombia Human Rights Committee)のメンバーで「米国コロンビアを支援する会」(U.S. Office on Colombia)の理事長であるチャーリー・ロバーツに話を聞きます。

  • 世界で最も人気のある銃器の発明者であるミハイル・カラシニコフが12月23日、94歳で死亡しました。カラシニコフ自動小銃(Kalashnikov assault rifle)は、世界で最も使用されている銃器の一つで、現在約1億丁の銃が世界中に普及しています。カラシニコフまたはAK-47として知られるこの銃は比較的簡単な構造で、安く作ることができ、信頼性が高く、手入れが簡単です。ミハイル・カラシニコフは、第二次世界大戦中、ソビエト連邦赤軍の戦車長として負傷した後、1942年に最初の機関銃を設計しました。しかし、AK-47がソビエト軍に導入されたのは、何年もの改良を重ねた後の1947年でした。1950年代のはじめ、カラシニコフ銃はソビエト連邦とワルシャワ条約機構加盟国の標準兵器になりました。この銃は民兵組織の間でも広まりました。ミハイル・カラシニコフはソビエト連邦から表彰されましたが、自分が発明した銃からの収入はほとんどありませんでした。彼の発明品が世界中で数え切れないほとの死をもたらしてきたという批判について、カラシニコフはしばしば反論してきました。AK-47とその発明者の持つ意味について、「国際政策研究所」」(Center for International Policy )の「武器および安全保障研究プロジェクト」(Arms and Security Project)のディレクターであるウィリアム・ハートゥングから話を聞きます。ハートゥングの最新の著書はProphets of War: Lockheed Martin and the Making of the Military-Industrial Complex(『ロッキード・マーティン 巨大軍需企業の内幕』)です。

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