« 前  

2013年11月21日(木)

  次 »
  • 11月21日、ポーランドのワルシャワで行われている国連気候変動サミット(COP19)で、地球温暖化に歯止めをかけるための法的拘束力を持った合意がなされないことに抗議して、数百名の環境保護活動家が議場から退席しました。そのわずか36時間前には、133の発展途上国の一団が重要な交渉会議を退場しています。その会議では、歴史的に見て温暖化ガスを最も多く排出してきた国々が、異常気象による被害に対して財政上どのような責任を負うべきかについての論議が交わされていました。グリーンピースの事務局長クミ・ナイドゥは次のように話します。「われわれの政治的リーダーたちに伝えたいのは、自然と交渉することはできないということです。科学的事実を変えることはでないのだから、私たちは政治的意思をこそ変えていかなくてはならないのです。」

  • 2ヶ月以上拘束された後、「北極の30人」(Arctic 30)のメンバー更に5人がロシアで保釈になりました。28人の活動家と2人のジャーナリストが、ロシア初の海洋掘削基地に侵入を試みて拘束されました。この事件についてグリーンピースの事務局長クミ・ナイドゥに話をききます。彼らは依然、最大禁固7年の刑の可能性のある「フーリガン行為」で告発されているため、最終的にどうなるかはまだわからないとナイドゥ事務局長は言います。

  • 地球温暖化の危機に対し、2人の気候科学者がある意味衝撃的な解決策を呼びかけています。その解決策とは、米国とその他先進工業国の経済体制の見直しです。影響力をもつ、英国のティンダル気候変動研究所(Tyndall Centre for Climate Change Research)のケビン・アンダーソンとアリス・ボウズ=ラーキンは、世界の指導者が提案する「暴走する地球温暖化」への解決策の多くは、この危機の規模に対して十分ではないと言います。2人は「米国、欧州連合とその他富裕国の、根本的かつ迅速でな反成長計画」を呼びかけてます。アンダーソンは、摂氏2度(カ氏3.6度)の気温上昇を回避するため、世界は「政治と経済の覇権に革命的変化」を必要としていると語ります。

  • 「私たちは国連を放棄するのではなく。国連気候変動枠組み条約締約会議(COP)を見捨てただけです。なぜならあまりにもひどい内容だからです」と、ポーランドのワルシャワで行われている国連気候変動サミットでの、会合からの一斉退席を支持した環境保護団体で働く若き気候運動家アンジャリ・アパデュライは言います。過去10日間、進捗がなかったことを理由に、数百人が交渉の席を離れました。グリーンピース、オックスファム、350.org、国際労働組合連盟(International Trade Union Confederation)、アクションエイド・インターナショナル(ActionAid International)、世界自然保護基金(WWF)、アース・イン・ブラケッツ(Earth in Brackets)、フレンズ・オブ・ジ・アース(FoE)などの団体がこの動きを支持しています。「われわれは、社会運動を気候変動についての話し合いの中心に戻したいともいます。社会の運動が底辺から火つけることによって、来年リマで行われるCOP 20はもっと実りのあるものにあるでしょう」とアパデュライは言います。2011年に彼女は、南アフリカのダーバンで行われた国連気候変動サミットで、青年代表団の代表としてスピーチを行いました。

Syndicate content