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2013年11月18日(月)

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  • 本日は、2週目に入った国連気候変動枠組み条約締結国会議、通称COP19が行われている、ポーランドのワルシャワからお送りします。16日、COP19が開催されているワルシャワ市内のナショナルスタジアム外まで、数千人が気候正義を求めてデモ行進を行いました。「気候正義のためのフィリピン運動」や「パン・アフリカ気候正義同盟」の気候活動家や、ベルギー、英国、フランスから700人以上のデモ参加者を集めたチャーター電車の手配をした人など、世界中から集まった演説者が群集に向かって演説をし、世界の指導者に地球温暖化への行動をとることを要求しました。大規模なシェールガス採掘が承認されたものの、住民のフラッキングへの抵抗が高まっているズラブローの村の住民を含む、ポーランドの活動家も演説を行いました。

  • ポーランドのワルシャワで行われている国連気候変動枠組み条約締結国会議の主催者は、大手自動車メーカーや石油会社、鉄鋼メーカー、石炭会社から企業スポンサーを受け入れていることで批判を受けています。一方で、ポーランド経済省はワルシャワで並行して行われる「石炭&気候国際会議」を開催するために世界石炭協会と協力をしています。小冊子The COP 19 Guide to Corporate Lobbying: Climate Crooks and the Polish Government’s Partners in Crime(『企業ロビーのためのCOP19ガイド:気候詐欺師、そして犯罪をおかすポーランド政府のパートナー企業たち』)を出版したばかりの欧州企業監視団体(Corporate Europe Observatory)のパスコエ・サビドに話を聞きます。

  • ロシア初の北極圏海底石油掘削基地に反対するため直接行動を起こして拘束され、2ヶ月間にわたって拘留されている「北極の30人」(Arctic 30)が本日、ロシアで再び法廷に出廷します。連邦検察当局は、グリーンピースの活動家28人とジャーナリスト2人を保釈すれば、国外逃亡の恐れがあるとして、拘留を更に3ヶ月延長するよう要求しました。「北極の30人」のための世界規模の1日行動が数百都市で行われた16日、グリーンピースの活動家らはポーランドのワルシャワで行われた大規模な気候正義集会で同僚のために発言しました。

  • 台風「ハイヤン」によるフィリピン上陸から10日、国連は、国内避難民の数が先週の90万人から400万人に増えたと発表しました。死者数、行方不明者数は約5000人。巨大台風は、ポーランドの国連気候変動枠組み条約締結国会議(COP19)に暗い影を投げかけました。フィリピンや、世界中の気候変動活動家は地球温暖化に対する具体的な行動を要求しています。COP19に出席している「気候正義のためのフィリピン運動」の国内コーディネーター、ジェリー・アランセスに話をききます。

  • ポーランド政府は、ワルシャワで行われている国連気候変動枠組み条約締結国会議の主催国を務める中、石炭が2060年まで国のエネルギー資源の最善の選択肢だという報告書を発表しました。ポーランドは、世界石炭協会とポーランド経済省主催の石炭会議もワルシャワで並行して開催しています。会議の主催者は「石炭業界にとって年内で一番重要なイベント」と宣伝しています。ポーランドは世界でも有数の石炭産出国で、国の電力の88%以上をまかなっています。これは16日の気候と社会正義のためにデモ行進に参加したワルシャワやクラコウ、その他の住民が頭を悩ませている問題でした。デモクラシー・ナウ!のルネ・フェルツが気候への懸念について彼らと話します。

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