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2013年11月13日(水)

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  • 19歳の黒人女性レニーシャ・マクブライドが、白人男性が所有する家のフロントポーチで射殺された事件をめぐり、デトロイト周辺で怒りが高まっています。マクブライドは自動車事故にあい、助けを求めにいったところを殺された、と彼女の家族は言っています。その家の所有者は警察に、マクブライドが自分の家に侵入しようとしていたと思うと述べていますが、彼女に対して発砲したことについては事故だったと供述しています。今のところ誰も罪には問われていません。検死の結果、マクブライドはショットガンで顔面を撃たれていましたが、近距離からではなかったことが分かりました。デトロイトから米国イスラム関係評議会(Council on American Islamic Relations)ミシガン支部事務局長のダウード・ワリードと作家、活動家で映画制作者のドリーム・ハンプトンに話を聞きます。

  • 20年にわたって機能してこなかった移民政策に関連して、番組ではデイブ・ピエールの生死をかけた物語を検証します。ピエールは3年間移民拘置所に拘束された後、つい先日釈放されました。ピエールはアンティグアからの移民で、2歳のときに初めて米国にやってきました。2009 年、彼は交通違反の罰金を払いに出向いた所、不法入国という罪で逮捕されました。まず刑務所に送られた後、移民拘置所へ収容され、そこで3年間、釈放を求め ながら強制送還されぬよう戦い続けました。彼は、アラバマ州からペンシルバニア州、各所の拘置所と刑務所で過ごした1114日を記録した手紙を、誰でも話を聞いてくれそうな人々に出しました。その中にはデモクラシーナウ!もあったのです。10月25日、突然ピエールは釈放を言い渡されました。この釈放の少し前に、ペンシルバニア州ヨーク郡刑務所で、アンティグア出身の同胞、35歳のティオンベ・カルロスが自殺しています。この郡刑務所には、ピエールとカルロスの2人のほか900人の移民が収容されていました。番組ではピエールを迎え、長期の拘置所生活、そして、最近彼が出に入れた自由が、拘置仲間の自殺と関連しているかもしれない可能性について話してもらいます。カルロスの自殺を独自調査している「自由への家族」(Families for Freedom)代表のアブラハム・パウロスも迎えます。

  • エジプトでは、当局による礼状なし逮捕や家宅捜査を可能にしてきた、3ヶ月に渡る非常事態宣言と夜間外出禁止令の解除が発表されました。しかし、エジプトの人権活動家たちは、この国の暫定政府が、抗議行動を組織する権利を厳しく取り締まる極めて厳しいデモ規正法を、今にも制定するのではないかと恐れています。今回の非常事態法と外出禁止令は、エジプトで初めて民主的に選出されたモハメド・モルシ前大統領を支持するデモを弾圧する際に発動されました。その統治に反対するデモが広がり、その後7月に軍によって倒されたモルシ前大統領は、2012年に大統領官邸の外で行われた抗議者の殺害を扇動した容疑で現在裁判にかけられています。ところが、モルシの失脚後に起きた何百人ものモルシ支持者の殺害については誰も罪に問われていません。カイロを拠点とする独立系ジャーナリストでデモクラシーナウ!の特派員でもあるシャリフ・アブドゥル・クドゥースは次のように述べます。「エジプト軍部とムスリム同胞団はエジプトの国政の2大勢力として振舞っています。どちらも家父長制、秘密主義、うそつきといった特徴を備えていて、お互いの権力闘争の中でエジプトの社会基盤をめちゃくちゃにしてしまったのです。」

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