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2013年11月7日(木)

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  • 2013年の春にアフガニスタンのワルダク州から撤退させられた米軍が去った直後に、その付近でアフガニスタン人の村民10人の遺体が発見されました。その全員が米特殊部隊に拘束された後に行方不明となっていました。この基地は、同州の他8件の殺人への関与も疑われる、「Aチーム」(The A-Team)として知られる部隊により使用されていました。新たに出された、ショッキングな暴露記事では、これらの死の謎を中心に取り上げており、そこでは村民の失踪と殺害は、米先導による2001年の侵攻以来、米部隊による最も深刻な戦争犯罪となる可能性があるとしています。カブールを拠点に活動する調査報道記者で、受賞歴もあるマシュー・エイキンス記者に話を聞きます。エイキンスは、この殺人について5ヶ月にわたる捜査を行い、ローリングストーン誌掲載記事The A-Team Killings(『Aチームが犯した殺人』)としてまとめました。

  • つい最近ローリングストーン誌がウェッブサイトに掲載したビデオには、手足を縛られた囚人がアフガニスタンの治安部隊により鞭打ちされているのを、米軍の士官らしき2名が見守っているところが映っています。調査報道記者のマシュー・エイキンスによれば、米軍の犯罪捜査司令部は、同事件について現在捜査中であることを認めました。エイキンスは、このビデオに映っていることは、米とアフガニスタンが被拘束者に対して行ってきた虐待の一般的パターンと一致すると語ります。

  • 新たな報告書は、米軍の元で働く医療関係者がテロ容疑者の虐待に関与してきたとしています。「医療関係者の職業倫理を保存するための特別委員会」(Task Force on Preserving Medical Professionalism)は、CIAと米国防省に協力する医療関係者が、グアンタナモ・ベイや、海外の秘密拘置所において「被拘束者に対する、残酷、非人道的で下劣な取り扱いと拷問の構想を立て、参加してきた」と結論しました。2年に渡る調査は、医師が患者の秘密保持義務に違反し、囚人の恐怖感を利用して、反抗心を打ち砕く方法を尋問官にアドバイスしたと言及しています。同委員会は、米の拷問における医療関係者の役割に対する全面的捜査と、尋問に関与する医師が倫理基準を確実に順守できるための全面的な改善策を求めています。CIAと国防省の両者とも、報告書の結論を認めていません。2人のゲストに来てもらいました。退役したドクター・スティーブン・ザナキス准将は、過去に統合参謀本部長に軍の精神衛生について助言も行った軍精神科医。そしてジョンズ・ホプキンス・ブルームバーグ公衆衛生学部(Johns Hopkins Bloomberg School of Public Health)の上級研究員で、報告書Ethics Abandoned: Medical Professionalism and Detainee Abuse in the 'War on Terror(『見捨てられた倫理:「対テロ戦争」における、医療関係者と被拘束者への虐待』)を共同執筆したレオナード・ルービンステインです。

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