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2013年8月9日(金)

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  • ネオナチの乱射犯ウェイド・マイケル・ペイジがウィスコンシン州オーククリークのシーク派寺院を襲撃し6人が死亡、5人が負傷した事件から今週で1年が経ちます。本日はこの悲劇を通じて、あり得そうもない連帯を結んだ2人のゲストに話を聞きます。パーディープ・カリカは襲撃事件で死亡した当時の寺院長サトウァント・シング・カリカの息子です。アーノ・マイケリスは元白人至上主義者で、My Life After Hate(『憎しみの後の我が人生』)という本の著者です。カリカはServe 2 Unite(サーブ・ツー・ユナイト=連携のために働く)を創設し、マイケリスはそのグループで教育を担当しています。同グループは暴力と憎悪に立ち向かう若者たちを教え育てるために活動しているのです。「暴力のサイクルを断ち切ることも大事ですが、それ以上に私たちの社会にある暴力の本質は私たちに責任があるということを伝えることがその動機です」とマイケリスは言います。「われわれの手は血に染まっている。この問題は私たちみんなの問題です。だからこそ私たちは全員がその解決法の一部になる必要があるのです」

  • 数百人もの先住アメリカ人とその支援者たちが本日、ハドソン川を百マイル以上も漕いで下ってニューヨーク市にまでやってきます。先住アメリカ人とここまで旅してきたヨーロッパ人との間で協定が結ばれてちょうど400年が経ったことを記念するためです。このイベントは20年前に国連が宣言した世界先住民国際デーの一部です。今日はオレン・ライオンズと話をします。彼はオノンダガ国の「信仰を守る者 」であり、1982年に国連が先住民作業部会を発足させるのに助力しました。「私たちは― 今後7世代にわたる―、未来のことが、そして地球のことを心配しています。また人間がどう振る舞うかについても心配しています」とオレンは言います。「70億人もの人間に、地球との付き合い方についてどう教示すればよいのか、それを心配しています。 人間がそれを理解しない限り、そしてそれを人間のあるべき道に結びつけない限り、人類にとって未来はきわめて悲観的なものになるのです」。彼らの支援者の1人の伝説的フォーク歌手、バンジョー奏者、語り部、そして活動家でもあるピート・シーガーにも加わってもらいます。さらにもう1人、アンディ・メイジャーはTwo Row Wampum Renewal Campaign(トゥー・ロー・ワンパム再生運動)のプロジェクト・コーディネイターでオノンダガ国ネイバーズのメンバーです。

  • 伝説の人ピート・シーガーとの対話をここニューヨークのデモクラシー・ナウ!のスタジオから続けます。1919年生まれのシーガーは現在94歳、アメリカのアイコンです。1940年代にはジョセフ・マッカーシー上院議員の魔女狩りに異を唱え、下院非米活動委員会で質問に答えることを拒否したために危うく収監されるところでした。シーガーは公民権運動の聖歌とも言うべき歌 We Shall Overcome (「勝利を我らに」)を一般に広めるのに大きな役割を果たしました。1960年代にはベトナム戦争への声高な批判者であり、当時の反体制シンガーたちを勇気づけたのです。その後は環境運動や反核運動の中心で活躍しました。いまから1カ月前の7月9日、彼の妻でアーティスト、映画監督のトシ・シーガーが91歳で亡くなりました。彼女はニューヨーク州を流れるハドソン川の清浄化を助ける「クリアウォーター」組織の年次資金集め大会「Great Hudson River Revival(大ハドソン川再生)」の重要な指導者で芸術担当プログラマーでした。彼女が亡くなったのは、シーガー夫妻結婚70周年のその日まであと2週間もない日でした。

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