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2013年7月2日(火)

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  • 国家安全保障局(NSA)の機密を漏らしたエドワード・スノーデンはロシアに恒久的にとどまることを断念し、他の20の国に亡命申請したと伝えられています。この決断の前日には、プーチン大統領が、スノーデンのロシア滞留は米国に関する機密を漏らすことを止めることが条件だと発言しています。6月最終週にロシアに到着した時点では、スノーデンはエクアドルに向かうものとみられていましたが、それも不確定となっています。スノーデンの政治亡命先を探すのを手助けしているウィキリークス広報担当者クリスティン・フラフンソンに話を聞きます。フラフンソンはアイスランドの年間最優秀ジャーナリストに3回選ばれているベテラン調査報道記者です。

  • 国家安全保障局(NSA)の機密を漏らしたエドワード・スノーデンがモスクワ空港で足止めされる一方、彼が漏らした米国の機密情報についての報道が続いています。一番最近明らかにされたのは、NSAが、ブリュッセル、ワシントンD.Cおよび国連本部の欧州連合事務所をはじめ、38を超える大使館や代表部で諜報活動を行っていたという事実です。最近の報道はまた、NSAが欧州の市民を対象に行っていた、大規模な諜報活動についても指摘しています。ドイツのデル・シュピーゲル紙によると監視された通信はドイツだけで毎月約5億件に上り、ヨーロッパ諸国の中でも最大となっています。ドイツ緑の党の政治家でプライバシー擁護運動家のマルテ・スピッツに聞きます。スピッツ自身、望まない監視をされていた経験をもっています。スピッツは米国の通信会社Tモバイル社の親会社である携帯電話会社ドイツ・テレコム社に対し、自身の行動に関する情報収集の事実を示す情報を開示することを裁判所を通じて請求、後にそれを一般に公開しました。スピッツは、ニューヨーク・タイムズ紙の評論欄に、「ドイツ人はオバマを愛したがもはや信頼していない」(”Germans Loved Obama. Now We Don't Trust Him.")という文章を書きました。ウィキリークスの広報担当者でアイスランドの調査報道記者クリスティン・フラフンソンも加わります。

  • 「アフリカのピノチェト」と言われたチャドの独裁者イッセン・ハブレがセネガルで拘束されました。ハブレは、1980年代に政権についていた8年の間に、反対派数十万人を組織的に拷問、殺害したとして人道に対する罪と戦争犯罪で訴追されるものとみられます。この裁判が進められれば、22年間彼の被害者たちが行ってきた運動の末に、彼はセネガルに設置される特別法廷に立つことになるのです。ハブレは、国際法廷ではなくアフリカでその残虐行為を裁かれる初めてのアフリカの指導者となりそうです。1999年以降、ハブレの被害者のために働いてきたヒューマン・ライツ・ウォッチのリード・ブローディ弁護士に聞きます。ブローディはハブレの逮捕について、同じく米国が支援した独裁者で最近起訴された、ハイチのジャン=クロード・デュバリエとグアテマラのエフライン・リオス・モントとの関連で語ります。

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