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2013年5月28日(火)

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  • 学年度の終わりが近づく中、シカゴでは、米国の一都市としては史上最大の規模で行われる学校削減政策のため、記録的な数の学校がその扉を永遠に閉ざそうとしています。シカゴ教育委員会は5月第4週、同市の50校の公立校を閉鎖することを投票で決定し、これにより、3万人の学生が影響を受けるとみられています。このうち約90%はアフリカ系米国人です。シカゴのラーム・エマニュエル市長は、同市の財政赤字額の半分にあたる5000億ドル以上を節約するとして、この廃校政策を推し進めました。「ラーム・エマニュエルには実質的な教育計画があるわけではないのです。経済発展計画としてやっているだけです」と、ジョージ・H・W・ブッシュ大統領政権時に副教育長官を務めた本日のゲスト、ダイアン・ラビッチは言います。賛成派は、今回の廃校は、採算性が悪く活用もされていない学校を対象にしていると言います。しかし、保護者や教師、学生らから成る発言団体は、今回の廃校は1クラスあたりの生徒数が過密になる原因となり、新しい学校へ通学するために今までより長い距離を歩かなくてはならなくなる生徒たちを危険にさらすとして、抵抗しています。廃校の反対運動を主導することを助けた「シカゴ教職員組合」(Chicago Teachers Union)のバイス・プレジント、ジェシー・シャーキーにシカゴから話を聞きます。「彼らは他人の子供たちを使って、ここで、非常に大規模で過激で、率直に言って取り返しのつかない実験をしているのです」と、シャーキーは言います。

  • 大富豪の実業家で、過去にはオバマの資金調達に一役買っていたペニー・プリツカーは、彼女自身のビジネスのやり方が問題視されているにも関わらず、商務長官になることがほぼ決まりつつあります。プリツカーと彼女の家族は、シカゴを拠点とする企業であり、プリツカー家によるサブプライムローンの拡大後に破綻した「スペリアー銀行」(Superior Bank)を所有していました。15億ドル以上の純資産を持つプリツカーは、米国史上最も裕福な閣僚の一人になります。彼女はハイアット・ホテル・チェーンを創業した家系の出身です。同チェーンは、彼女と労働組合との衝突によって厳しい視線にさらられています。米労働総同盟産業別組合会議(AFL-CIO)は、ハイアットは、強引な業務外部委託、低賃金、ハウスキーバーの酷使など、広範囲に渡る労働虐待を行ってきたと言います。イン・ディーズ・タイムズ誌(In These Times)の上級記者デイビット・モバーグから話を聞きます。彼の最新記事は、3 Troubling Things To Know About Billionaire Penny Pritzke

  • 伝説的な作家で詩人、活動家のアリス・ウォーカーから彼女の新刊The Cushion in the Road: Meditation and Wandering as the Whole World Awakens to Being in Harm’s Way(『瞑想座布団を持って:危険の増す世界と瞑想と放浪』)について話を聞きます。同作の中で彼女は、人種差別、パレスチナ、アフリカ、オバマの大統領任務など、彼女の人生と仕事の上での主要テーマの多くを語っています。一連のエッセイは、世界へ深く関わろうとする一方で静かな思索にふけることを望む、彼女の相反する願望を描いてます。また、彼女は新しい詩集The World Will Follow Joy: Turning Madness into Flowers.(『世界は喜びに従う:狂気を花に変えること』)を出版したばかりでもあります。さらに、彼女の人生についての映画Alice Walker: Beauty in Truth(『アリス・ウォーカー:真実の中の美』)は5月31日に米国で封切られます。ウォーカーから、有罪判決を受けた殺人から40年後に元ブラックパンサーのアサタ・シャクールがオバマ政権によって最近FBIの最重要指名手配テロリストに加えられたこと、ウォーカーのコンゴ東部への旅、引き続き標的にされるウィキリークスの創始者ジュリアン・アサンジについて話を聞きます。

  • 作家で詩人、活動家のアリス・ウォーカーに、彼女の新刊2冊について聞くインタビューを続け、もう一人の世界的に著名な作家で活動家、学者のアンジェラ・デイビスについての新ドキュメンタリーの抜粋を放送します。ウォーカーに、新刊The Cushion in the Road: Meditation and Wandering as the Whole World Awakens to Being in Harm’s Way(『瞑想座布団を持って:危険の増す世界と瞑想と放浪』)のサブタイトルの意味についてと、同姓婚、オバマが二期目に入ってこれまでしたことについての彼女の考えを聞きます。「彼が二期目に立候補しないようにと願ったことがありました。なぜなら、今私たちが見ていることを見たくなかったからです」と、彼の「米国内外の大富豪層との居心地の良い関係」と、多くの罪なき人々を殺した無人機へ寄せる信頼を引き合いに出しながら、ウォーカーは言います。

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