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2013年5月21日(火)

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  • オクラホマ州で発生した壊滅的な竜巻で、数十人が死亡、200人以上の負傷者が出ています。竜巻はオクラホマシティ郊外のムーアで猛威を振るい、小学校二つと病院一つ、多数の住宅が跡形もなく破壊されました。救助隊員は、生存者を探して瓦礫の山を掘り続けています。今回の竜巻は、2011年に161人が死亡したミズーリ州ジョプリンの竜巻以来、米国を襲った最悪のものです。オクラホマ州のムーアから数マイルの所に住み、1999年5月の同州の竜巻で全てを失ったビバリー・アラムと、「ウェザー・アンダーグラウンド」(Weather Underground)の気象部長ジェフ・マスターズから話を聞きます。

  • 新刊The Body Economic: Why Austerity Kills(『ザ・ボディ・エコノミック:緊縮財政がなぜ人を殺すのか』)の中で、経済学者のデイビッド・スタックラーと医師のサンジェイ・バスは、世界中で起きている緊縮財政政策が人の健康に及ぼす影響を検証しています。経済危機の後、各国政府が緊縮政策を導入し始めて以来、欧州と米国で自殺者が1万人以上、うつ病患者は最大で100万人増加したと、この二人の著者は推定しています。例えば、公衆衛生費が40%削減されたギリシアでは、HIVの感染率が200%上昇し、1970年代以来初めてマラリアが発生しています。経済学者で、公衆衛生の専門家でもあるスタックラーは、オックスフォード大学の上級指導研究員です。バス博士は医師で、スタンフォード大学で教鞭をとる疫学者です。「緊縮財政が臨床実験だったなら、致命的な副作用があるという証拠があがったとして、とっくに中断されていますよ」と、スタックラーは言います。「歴史上の経験といまの景気後退を通じて、別の選択肢があることが分かっています。人間とその健康を景気回復の中心に置くことは、経済をより早く回復させ、社会に持続的な利益をもたらすのに役立ちます。」

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