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2013年5月7日(火)

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  • 米国がシリアへの介入を強める方向に進んでいますが、英紙「インディペンデント」の中東特派員を長年務めるロバート・フィスクに話を聞きます。首都ダマスカス周辺での取材のため2週間のシリア滞在から帰国したばかりのフィスクが、彼が“化学兵器大騒動”と呼ぶシリア内戦の最新情報を伝えてくれます。フィスクは戦闘ではシリア政府軍が優勢だと言います。イスラエルの最近のミサイル攻撃に対するオバマ大統領の「恥ずべき」支持についてもフィスクの意見を聞きます。「シリアが化学兵器を使用したかどうか、私に聞かないでください」とフィスクは言います。「ありえないことではありませんが、証拠は何もありません。我々が理解すべきことは、これは宣伝戦で野蛮な戦争であり、何千人もの人が命を失っているということです。」

  • (米国東部夏時間、午後3時25分更新:ミシシッピ州最高裁はウィリー・マニングの執行猶予を認めました)

    FBIが、当初の証拠分析に誤りがあったと認める異例の発表を行ったにも関わらず、ミシシッピ州は5月7日に予定されているアフリカ系米国人の囚人の死刑執行の準備を進めています。ウィリー・ジェローム・マニングは、1992年に起きた二人の白人大学生―ジョン・ステックラーとティファニー・ミラー―の殺人事件で有罪判決を受けました。死刑は、検察と州裁判所がマニングの無実を証明する可能性のある新たなDNAテストの許可を拒否したまま、実施されようとしています。司法省は裁判でのある分析官の証言が「科学の限界を超えているため無効である」という内容の手紙を送りました。弁護団は、マニングを殺人と結びつける物的証拠はなく、毛髪検査と他の証拠によって別の殺人者が特定される可能性があると言います。しかし、ミシシッピ州最高裁は4月に出た5対4の裁決で述べられた“決定的で圧倒的な有罪の証拠”を引用して、新たなDNAテストの許可を拒否しました。マニングの弁護団は、DNAテストが却下されことに加えて、検察が主な根拠としている二人の重要目撃証人の信頼性がその後疑問視されてきたとも言及しています。マニングを有罪にした陪審員選任に際しての人種偏見疑惑への懸念も高まっています。「誰かが介入する必要があります」と、「イノセンス・プロジェクト」(Innocence Project)の上席専従弁護士であるバネッサ・ポトキンは語ります。「彼が罪を犯したかどうかが判定できて、「真実への道を開く生物学的証拠があるのに、死刑を執行することは道徳に反します。みんな何を恐れているのでしょう?」

  • ワシントン・マンスリー誌(Washington Monthly)と「ネイション・インスティチュート調査基金」(Investigative Fund of the Nation Institute)の共同調査により、過去5年間で、米国の国境警備隊員が国境の反対側に向かって少なくとも10回発砲し、6人のメキシコ人がメキシコ領内で死亡したことが明らかになりました。メキシコ人犠牲者はメキシコ領内で死亡したため、米国の裁判所で訴訟を起こす資格がないという裁決が出されたため、この殺害は処罰の対象となっていません。調査記者のジョン・カルロス・フレイは次のように書いています。「今回の調査で浮き彫りにされたのは、国境警備隊は、ろくに訓練も受けていない数千人の新人によって構成されており、米国人が通常法執行機関に期待する透明性、説明責任、明確な活動規則の整備がなされていないということです」。フレイから、これらの発砲事件について、さらに政府の現在の移民政策における“国境警備”に関する合意がメキシコの民間人の犠牲者を増加させかねないと彼が懸念する理由について話を聞きます。

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