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2013年4月23日(火)

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  • 2011年にオバマ政権によって行われた、アンワル・アウラキと、デンバーで生まれた16歳の彼の息子アブドルラーマンの二人の米国市民の暗殺は、ジェレミー・スケイヒルの新著Dirty Wars: The World is a Battlefield(『汚い戦争:世界は戦場だ』)の中心的な主題のひとつです。同書はイエメン、ソマリア、アフガニスタンにおける米国の秘密作戦についての長年にわたるスケイヒルの報告を基盤にしています。オバマ政権はアンワルの殺害を正当化する一方で、アンワル殺害の2週間後に別の無人機による攻撃でアブドルラーマンを標的にした理由に関しては、公的に説明を一切行っていません。スケイヒルは、現CIA長官で以前はオバマ政権の国土安保・テロ対策担当大統領補佐官だったジョン・ブレナンが、十代のアブドルラーマンの殺害は“意図的”だったのではないかとの疑惑を抱いていたことを明らかにしています。「政府の下部組織の一つが、独断で、しかも秘密裏に、証拠もなしに一人の米国市民の死刑あるいは暗殺に処すと決定してもかまわないという考え方が、米国にとって持つ意味を、我々は冷静に考えるべきだと思います」と、ネイション誌の国家安全保障記者であるスケイヒルは語ります。米上院は4月23日、オバマ政権の無人機と標的殺害プログラムについて初の公聴会を開く予定です。しかし、オバマ政権は同プログラムの合法性に関する質問に答えるよう参考人を出席させることを拒否しています。『汚い戦争』は、6月に一般公開される予定のスケイヒルとリック・ローリーによる新ドキュメンタリーのタイトルでもあります。同作品はいくつかの賞を受賞しています。映画の新しい予告編を放送します。

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